概要

天才が生み出す『村尾』。

 

村尾とはどのような焼酎なのかを、歴史・製造・特徴・味わいから詳しく解説します。

 

村尾というお酒は、どのような特徴をもつ焼酎でしょうか。

 

このお酒を製造する蔵元の歴史や製法、特徴や味わいを商品の紹介と合わせて詳しく解説します。

 

芋焼酎と聞くとどのようなイメージを抱きますか?

 

癖が強い・くさいといったイメージが先に来るかたも多いかもしれません。

 

しかし、今回ご紹介するお酒は、そんな芋焼酎の概念を壊されるような味わいが特徴の『村尾』というお酒です。

 

村尾の味や特徴に迫るためには、まず製造する村尾酒造について紐解いていきましょう。

 

村尾酒造合資会社の歴史

 

 

 

 

 

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古川洋一さん(@yoichi3922)がシェアした投稿 – 2019年 6月月28日午前2時42分PDT

 

村尾酒造は、鹿児島県川内の山の中に蔵を構える蔵元です。

 

1902年創業で、117年目を迎える歴史の長い老舗蔵元である村尾酒造は、焼酎への思い入れを強く持つ蔵元でもあるのです。

 

初代当主村尾翁吉氏が焼酎を造りはじめ、二代目村尾一二氏、三代目村尾寿彦氏と代々直系が跡継ぎとして当主となっていました。

 

特に三代目寿彦氏は、蔵元として現在も一人で原材料を調達し、製造にかかわり、配達までおこなうという一から十まで蔵元がかかわる思い入れを強く持った方です。

 

「焼酎の奴隷である」と三代目自身が自称するだけのことがあります。 

 

自称「焼酎の奴隷」といっている三代目ですが、杜氏として天才や名人といわれる他者が認める一流の杜氏でもあるのです。

 

現在当主は、四代目氏郷真吾氏となっています。

 

三打目の次女と結婚した氏郷氏は、2015年より四代目当主となり会社を率いています。

 

四代目は、10年以上村尾酒造の酒造りの中心人物として活躍し、三代目の右腕として活躍していました。

 

そんな氏郷氏を認め四代目とした三代目の決断は素晴らしく、現在三代目が杜氏として、四代目が当主として活躍する村尾酒造の素晴らしい焼酎造りは脈々と受け継がれていっています。

 

そんな酒造が作り出す『村尾』とはどのようなお酒であるか見ていきましょう。

 

村尾の製法と特徴とは?

村尾を造るうえで重要なさつまいもは、「黄金千貫芋」という品種を使用しています。

 

そこに使用する麹米には、国産の有機米を使用し、有機米に黒麹と白麹を合わせた独自の麹米を作り出しています。

 

この白麹と黒麹を独自にブレンドすることにより、村尾独特の香りをだすことができているのです。

 

このこだわりの麹とさつまいもと共に使用する水は、蔵が置かれた山の中を流れる昆岳山々から湧き出た湧水の伏流水を使用しています。

 

蔵が置かれるこの場所は、山々に囲まれ、ホタルが飛び交うほど美しい水が流れる自然豊かな場所です。

 

この自然美しい場所の恵みを受け、村尾は出来上がるのです。

 

そして、こだわり抜かれた原材料は、甕壺仕込みという製法ですべて仕込まれます。

 

甕壺はステンレスのタンクと違い、生産できる量が限られてしまう少ない生産となります。

 

しかし、すべての焼酎に目が行き届き、一つ一つに思いを込めて作られるこだわりの「村尾」が出来上がるのです。

 

生産数は年間で総数一升瓶9万本という少ない生産量は、味だけでなく入手困難な分野としてもプレミア焼酎となっています。

 

では、こだわり抜かれ作られた「村尾」の味わいとはどのようなものでしょうか。

 

味わいは?

味わいは、甘さと辛さのバランスが良くまろやかで、芋の甘み・旨みをしっかりと感じる芋の主張とは裏腹に、後味はすっきりとしており、余韻に芋の香ばしさを感じ織ることができます。 

 

複雑で、味の要素がギュッと詰まった味わいは、飲む者を引き付けてやまないお酒です。 

 

この味には、かの有名な西郷隆盛も魅了され好んで飲んでいたという言い伝えがあるほどです。

 

歴史の偉人すらも虜にする村尾の味わいは、芋焼酎があまりすきではない方や、普段芋焼酎を飲まない方にも驚きと旨さを感じて頂ける逸品です。

 

村尾の商品

村尾の商品は、1種類のみとなっています。

 

村尾 1800ml』

村尾 1800ml(引用:Amazon)

強い主張も上品に感じるこのお酒は、芋をしっかりと感じる芋焼酎です。

 

芋の香りを優しく上品に感じ、口の中にいれると芋の甘さが上品かつまろやかに膨らみます。

 

甘みの後にはアルコールの辛みが味を引き締め、すっきりとしたのど越しは甘さを強く感じるとは思えない淡麗感です。

 

最後の余韻まで上品でありながら強い印象を残す芋の香ばしさを感じる奥深く複雑な味わいです。

 

主張が強く印象強い味でありながら上品であるという複雑な味わいは、村尾特有の味わいといえます。

 

鹿児島の焼酎3Ⅿ(森伊蔵・魔王・村尾)の一角を担う銘柄だけあるといえるでしょう。

 

また生産数が少ない状況でありながら、大人気という現状から非常に入手困難となっています。

 

まとめ

村尾は、110年を超える老舗蔵元である村尾酒造が造る最高の芋焼酎です。

 

天才といわれ、自身も焼酎の奴隷であるというほど焼酎に思い入れる三代目が筆頭にたち主動で作られる村尾は、複雑かつ上品であり芋をしっかりと感じることができる焼酎となっています。

 

しかし、臭みや嫌みがなく芋焼酎の概念を壊してくれる3Ⅿの一角として相応しい逸品であり、味の旨さにぜひ酔いしれて頂きたいお酒の一つです。

 

村尾の豆知識

3Mのひとつ村尾について徹底解説!味わいや価格、入手方法についても!

村尾 1800ml

村尾900ml

村尾 むんのら 1800ml

 

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