概要

家族の力が生み出す焼酎『月の中』。

 

月の中というお酒について、このお酒の特徴や製造、こだわりや酒造の歴史を中心に商品紹介と合わせて詳しく解説します。

 

月の中とは、どのような特徴と味わいの焼酎でしょうか。

 

このお酒について知るために、酒造の歴史やこだわりから、商品と味わいの特徴を合わせて詳しく解説します。

 

お酒造りには、そのお酒にあった最高の環境というのがあります。

 

日本酒でいえば、寒冷地が適しているといわれています。

 

では、焼酎はどうでしょうか。

 

焼酎の原料は米・麦・芋・黒糖など多岐にわたります。

 

そのため、寒冷地よりも温暖で日照時間が長く発酵温度が保たれ、原料となる生産が盛んな土地が焼酎造りには最高の環境といえます。

 

そんな最高の環境といわれているのが、「宮崎県」です。

 

原料となる米や麦・芋などが多く栽培されており、温暖であるため大手焼酎会社から家族経営の小さな蔵まで多く存在し、焼酎の種類も多いのが特徴です。

 

今回ご紹介したいお酒は、その宮崎で生産されている『月の中』という芋焼酎です。

 

このお酒を知るために、まずは生産する蔵元について詳しく見ていきましょう。

 

岩倉酒造場の歴史

 

 

 

 

 

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あっさんさん(@atsushi3586)がシェアした投稿 – 2018年 8月月15日午前4時01分PDT

 

岩倉酒造場は、宮崎県西都市に蔵を置く酒造です。

 

創業160年ほどという老舗蔵元でありますが、詳しい創業年はどこにも発表されていません。

 

創業当時は、杜氏を雇って酒造りをおこなっていたという過去があるようです。

 

しかし、現在に至るまでのほとんどの歴史は、家族のみで酒造りを行ってきたという正真正銘の家族経営の蔵元です。

 

現在は、当主の夫妻とその子供お二人(娘さん・息子さん)の四人で出荷までおこなっています。

 

160年あまりの酒造の歴史があるにも関わらず、多くの歴史的事柄が世に出回っていないのは、

 

 公式ホームページを持っていない

 取材等にもほとんどお答えになっていない

という背景もあります。

 

さらに、昔から家族経営を貫いてきた岩倉酒造場であるため、外へ歴史を伝える必要がないともいえますね。

 

そんな岩倉酒造場のこだわりとは、どのようなものでしょうか。

 

製造へのこだわり

岩倉酒造場のこだわりは、「すべての工程を手作用で行う」ことです。

 

蔵元の酒造りは、8月半ばから10月までおこなわれます。

 

この期間、一回の仕込みは1.5トンのサツマイモを使用します。

 

この1.5トンものサツマイモを、四人の手によってすべて手洗いされます。

 

手洗いされたサツマイモは、そのまま皮むき作業に移ります。

 

この皮むきの工程も手作業になります。

 

手作業で皮をむくことで、変色部分や傷を人の目で発見することができるのです。

 

手作業・目視によって発見された傷みの部分は丁寧にそぎ落とされ、使用する芋の質を良い状態で仕込みに持っていくことができます。

 

翌日にはこのすべてのサツマイモを麹と合わせて仕込みの工程へと移っていきます。

 

そして完成した焼酎は、瓶詰めやラベル張り・出荷までの工程をすべて手作業でおこないます。

 

出荷という作り手の手を離れる瞬間まですべて手作業でおこなうのが岩倉酒造場の最大のこだわりです。

 

まさに、手塩にかけて育てたお酒となり、造り手の想いまでもがしっかりと宿った一本となるのです。

 

さらに、製造工程において使用するサツマイモは、地元のサツマイモを使用しています。

 

朝収穫された新鮮な地元のサツマイモを仕入れ、仕込みまですぐに持っていきます。

 

この工程にしているのは、常に新鮮なサツマイモを使用することで旨い焼酎が出来上がるとしているためです。

 

そして最後に、出荷先へのこだわりも存在します。

 

蔵元からの出荷先は、問屋を通さず「販売店」なのです。

 

問屋を通さない出荷は、販売先までに造り手の想いを届け、心が通じ合った販売をおこなうためであるとしています。

 

この卸の方法も昔からおこなわれており、経営・製造方法・販売にいたるまで伝統を家族で守っていることは岩倉酒造場のこだわりなのです。

 

月の中の味わいとは?

月の中の味わいは、昔ながらの懐かしさを感じる芋焼酎の味わいです。

 

サツマイモを蒸した時のフワっと香る優しい芋の香りと芋の甘さを香りから感じ、なめらかで細かなキメが舌を優しく包みます。

 

芋の旨みを強く感じ、口の中で膨らむ旨みと甘み、後味も長く芋を感じることができます。

 

旨みは強く香りまでもしっかりと芋を感じる味わい。

 

「飲みやすい酒」という流行に流されることのない、しかし旨みをしっかりと引き出したクセの強くない旨い芋焼酎となっています。

 

商品紹介

月の中(つきのなか)25°』

月の中(引用:Amazon)

ラベルには、「今も昔も焼酎は、西都、岩倉『月の中』」と味わいある書体で書かれた特徴的なこのお酒は、月の中の代表銘柄です。

 

地元産の黄金千貫芋と米麹を使用し、白麹を使用して仕込まれたこのお酒。

 

甘みと旨みをしっかりと感じ、芋を存分に味わうことができる芋焼酎愛好家にはたまらない逸品です。  

 

月の中 亀』

月の中 亀(引用:Amazon)

通常のボトル販売とは違い、壺での販売がされている「月の中 亀」は、月の中の熟成酒になります。 

 

月の中を壺の中で4年もの間じっくり熟成されたのちに販売される超限定酒です。

 

よりなめらかで芳醇さを兼ね備えた月の中を時の流れと共にじっくりと感じて頂きたいお酒です。  

 

まとめ

月の中は、創業から家族の間で守り継がれてきた160年もの歴史を持つ小さな蔵元が伝統を守って造り続けている芋焼酎です。 

 

流行に流されず、昔ながらの製法・味わいにこだわった月の中の味わいは、芋好きの愛好家にはたまらない懐かしくうれしくなるような味わいです。 

 

家族経営であるため、生産数には限りがあり常に品薄のこの商品は、愛好家の方たちは特に待っても苦労しても飲みたいと思わせてくれる焼酎です。  

 

 

 

月の中の豆知識

宮崎焼酎「月の中」を徹底解説!魅力や酒蔵、楽しめるお店についても!

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