概要

クリュッグの歴史は?こだわりや風味は?

 

今回は、クリュッグ というシャンパンの歴史や製造のこだわり、風味をご紹介します。

 

目次[非表示]

クリュッグの歴史

クリュッグの製造のこだわり

クリュッグの風味

クリュッグの歴史

1843年に創業が開始されたクリュッグ

 

創設者はドイツ出身のヨーゼフ・クリュッグという人物です。

 

お酒の多くは、創業者やその関連者に関わる名前が多いですが、クリュッグもその1つですね。

 

クリュッグは、名だたるシャンパンメーカーが連ねるフランスのシャンパーニュ地方でも早期に世間から認められるようになり、19世紀後半にはフランス国内はもちろん、国外にまで名前が知られるようになりました。

 

特に近隣国であるイギリスではクリュッグは非常に高貴なブランドとして知られており高値で取引がされるメーカーとなりました。

 

第二次世界大戦が終わった1945年過ぎ頃からは、単一では無いワインのブレンドにも挑戦をし、これまでにはなかった新しいシャンパンを作り上げることにも成功しました。

 

1999年には、シャンパンメーカーとして大手のモエヘネシー・ルイ ヴィトンの傘下に入ることとなりました。

 

それでもなお、クリュッグブランドのこだわりの製法は大手企業に入っても受け継がれており、変わらぬうまさと深みを再現し続けています。

 

クリュッグでは創業者がこだわり抜き、そして現在のブレンダーたちが選び抜いたぶどうを原材料として使用していることはもちろんのこと、一次発酵の際に他のシャンパンよりも時間と手間がかかる工程を守り続けているのです。

 

天気や温度によってシャンパンの原液の味わいが左右されることも多く、それによって出来も大きく変わってきます。

 

このようなことから、クリュッグはシャンパンの交響曲という異名も持っているほどなのです。

 

クリュッグの製造のこだわり

クリュッグ

(引用:エノテカ・オンライン)

クリュッグは、前項でも軽く触れたように普通のシャンパンには無い一次発酵でのこだわりを持っています。

 

一次発酵で使用される樽は全てフレンチオークのバリックです。

 

さらにこのフレンチオークのバリックは30年以上使用しており、この樽で低温でなおかつ長期にわたって発酵させているのです。

 

このことにより、クリュッグ以外のシャンパンでは感じられない複雑な味わいと風味を加えているのです。

 

シャンパン作りの中ではそれぞれの銘柄やヴィンテージによって個性を大切にしており、原材料であるぶどうもそれぞれの区画で収穫されたものを分けて違う樽で製造熟成をしています。

 

クリュッグでは、10年~15年ほど熟成したベースのワインを所有しており、これを常時250種類以上も所有、そして管理をしているからこそバラエティ豊かなクリュッグのシャンパンが再現できるということなのです。

 

また、クリュッグのシャンパンはスタンダードブランドであるグランド・キュヴェを例に紹介すると、キュヴェのシャンパンを一本作り出すのに最低でも20年以上の期間を要していると言います。

 

ぶどうの生産から製造、熟成に至るまでにこれほどの期間が必要だからこそ、クリュッグのブランドのシャンパンは味わいが濃厚で人気も高く、高額で売買されやすいのですね。

 

また、ただ時間を要しているだけではなくひとつひとつの工程と過程にこだわりを持ち、クリュッグ独自の製法を守り続けているからこそ、世界的にも認められる最高峰のシャンパンが作り上げられるというわけなのです。

 

クリュッグの風味

この投稿をInstagramで見る

CHAMPAGNE WORLDWIDE©さん(@champagneworldwide)がシェアした投稿 – 2019年 7月月16日午前10時02分PDT

 

クリュッグでは、主に3つのぶどうを原材料にしてシャンパンが作り上げられています。

 

 ピノ・ノワール

 ピノムニエ

 シャルドネ

の三種類で、銘柄によって使用するぶどうの種類は1種類だったり3種類だったりします。

 

また、数種類のぶどうを使っていても配合が微妙に異なるため、一つとして同じ味わいのシャンパンはできないのです。

 

だからこそ、同じ原材料を使っているにもかかわらず味わいにはバラエティがあり、どの銘柄を飲んでも飽きることなく長期にわたり楽しむことができるのです。

 

クリュッグのシャンパンに共通して言えることは、

 

 きめ細やかな泡

 綺麗なシャンパンゴールドの輝き

 力強く、しかしふわりとした優しくて柔らかな口当たり

です。

 

基本的には辛口の味わいが強いですが、どこか優美で繊細さに溢れるクリュッグのシャンパンは、ぶどうの甘みとシャンパンらしいキリッとしたキレの良さも感じることができる味わいになります。

 

香りは見た目通り華やかでアロマのような優しい香りが特徴的です。

 

余韻は長く、さっぱりと、そして優しい甘みが口の中に長く残りやすいです。

 

スッキリとした爽快感は抜け、優しいぶどうの甘みだけがふわりと残る雰囲気が好きだという方もたくさんいます。

 

合わせる料理とすれば、やはりフランス原産のシャンパンということもありフレンチやイタリアンなどが合わせやすいと言われています。

 

また、チーズケーキやチョコレートなどデザートなどと合わせていただいてもさっぱりとした風味が食事の甘さとうまく調合されやすいです。

 

クリュッグ自体がドライで辛口のスッキリとした風味が特徴的なシャンパンですので、食事でもデザートでもこってりとした味の濃いものが合いやすいと言えますね。

 

クリュッグの豆知識

クリュッグの主な種類や特徴は?現在の価格やお酒買取の価格は?

クリュッグ クロ ダンボネ 1995 1998 2000

クリュッグ クロデュメニル

クリュッグコレクション 1985

クリュッグ プライベート キュヴェ

クリュッグ ジェロボアム 3000ml

クリュッグ ヴィンテージ

クリュッグ ロゼ

クリュッグ グランキュヴェ

 

酒買取専門店リンクサス

https://linxas.shop/champagne/krug/