概要

ペリエジュエができた経緯は?味わいや香りも!

 

今回は、ペリエジュエというシャンパンの歴史や誕生した経緯、味わい、香りなどの特徴をご紹介します。

 

目次[非表示]

ペリエジュエの歴史

ペリエジュエの製造のこだわり

ペリエジュエの風味

ペリエジュエの歴史

 

 

 

 

 

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Champagne Moments 🥂さん(@champagne_moments)がシェアした投稿 – 2019年 6月月30日午後1時01分PDT

 

ペリエジュエは、1811年にフランスのシャンパーニュ地方、エペルネ市で生まれました。

 

ピエール・ペリエと妻のアデル・ジュエが創業者であり、2人の名前を取ってペリエジュエのブランド名が確立したのです。

 

2人はどちらもシャンパンを心から愛しており自らも作り上げたい、もしも作るなら最高級のものをというこだわりを持っていたことから、製造は非常に丁寧で繊細に行われました。

 

それもあって、ペリエジュエの芸術的とまで言われるシャンパンはフランスを始め、近隣のシャンパンを愛する国々から脚光をあびることになりました。

 

さらにペリエジュエの二代目を継いだのはシャルル・ペリエ。

 

シャルルの時代には、ヴィンテージシャンパンやブリュットなど時代に沿ったシャンパンを販売してほかのシャンパンメーカーよりも一歩先を走る流行ブランドとなったのです。

 

シャルルの時代から、ペリエジュエのブランドは不動の人気を誇るようになりました。

 

そして1902年、ついに私たちがよく目にするペリエジュエの代表とも言えるホワイトアネモネの花があしらわれた華やかなボトルが誕生したのです。

 

これはペリエジュエの三代目となるアンリ・ガリスがアールヌーボーの巨匠と言われるエミールガレにボトルのデザインを手がけてもらったものでした。

 

しかし時代は戦争期。

 

第一次世界大戦によって世界は混乱期に入りました。

 

ペリエジュエのホワイトアネモネがあしらわれたボトルは長い眠りにつきます。

 

そしてそのボトルは第二次世界大戦も終わった1964年にペリエジュエのマスターセラーだったアンドレによって掘り返されたのです。

 

ペリエジュエのホワイトアネモネがあしらわれたこのボトルは、原材料が主にシャルドネであるプレステージギュヴェであるベルエポックとして、見事に返り咲いたのです。

 

過去にはヴィクトリア女王やナポレオン三世などの王室にも好まれ、ほかにも世界中の名だたるセレブたちに愛飲され続けてきたペリエジュエ。

 

ペリエジュエは200年もの歴史を持つシャンパンの中でも重鎮と呼ばれるブランドです。

 

そのブランドを現在も守り続けているのが七代目セラーマスターのエルヴェ・デシャンです。

 

1993年にエルヴェが継いでから、ペリエジュエは歴史を守り、新たな革命を起こし続けるシャンパンブランドとして成長を続けていきます。

 

ペリエジュエの製造のこだわり

ペリエジュエ(引用:ペルノ・リカール・ジャパン)

フランスのシャンパーニュ地方には、ぶどう畑に格付けがされておりこれはフランスでは有名で揺るがない格付けとされています。

 

ペリエジュエのシャンパンは、まずはぶどうに大きなこだわり持っています。

 

65ヘクタール以上もの広大な自社のぶどう畑を所有しているペリエジュエですが、この99.2%ものぶどうが最上級のクリュという格付けをされているぶどうだと言います。

 

シャンパーニュ地方には、ぶどうの最上級格付けの品質のものが集まる“魔法のトライアングル”と呼ばれる三角形があるのですが、ペリエジュエの畑はこの三角形の中心地に位置するといいます。

 

そんなぶどう畑の場所や環境が、ペリエジュエを最高峰のシャンパンとして育て上げるために欠かせない要素となるのですね。

 

ペリエジュエの一番のこだわりは、辛口のシャンパンです。

 

ペリエジュエが創業された当時である1800年代は、シャンパン一本に対して200グラムほどの甘味を加えた甘いシャンパンが主流だったと言います。

 

そんな一般的なシャンパンの概念を覆して辛口のシャンパンを作り出したのがペリエジュエ。

 

つまり、ペリエジュエは現在主流となっている辛口のシャンパンのパイオニアとも言えるのです。

 

ペリエジュエのこの人気は、揺るがないこだわりと守り続けられる製造方法にあります。

 

だからこそ、ペリエジュエの歴代のセラーマスターは7人のみとなっています。

 

200年もの歴史があるペリエジュエのセラーマスターが7人だけということですので、セラーマスターはほぼ一生涯をかけてペリエジュエを守り続けているということですね。

 

ペリエジュエならではのこだわりとスタイルを守り続けるためには、セラーマスターを選び抜くのもかなりの倍率だと言えるでしょう。

 

ペリエジュエの風味

 

 

 

 

 

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Jarno Lehtinenさん(@jarno.comte_de_champagne)がシェアした投稿 – 2019年 7月月13日午前7時36分PDT

 

ペリエジュエのシャンパンは、前項でも紹介しましたが辛口のパイオニアと呼ばれるほど当時のシャンパン界に革命をもたらしたブランドなのです。

 

故に、ペリエジュエブランドのいずれのシャンパンも強い辛口。

 

そして後味のドライな雰囲気が印象的です。

 

どんなこってりした食事でも、ペリエジュエのシャンパンを共にすれば口の中はさっぱりとして口の中をクリーンにしてくれます。

 

香りはフローラルな花の香りがいっぱいに広がり、味わいにはぶどうの甘みの酸味が程よく感じられます。

 

味は特別濃いわけではなく、やはりドライな感じが強いですね。

 

乾杯のいっぱいにしてもスッキリとして飲みやすく万人から愛されやすいですし、食事にも合わせやすいフレッシュで若々しい味わいです。

 

発砲も強くてキメが細かく、グラスに注いだ瞬間に輝くように泡立つシャンパンは、見てもよし飲んでもよしの最高の一品です。

 

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