概要

モエエシャンドンの歴史は?風味の特徴は?

 

今回は、モエエシャンドンの歴史や風味などブランドの特徴をご紹介したいと思います。

 

目次[非表示]

モエエシャンドンの歴史

モエエシャンドンの製造のこだわり

モエエシャンドンの風味

モエエシャンドンの歴史

モエエシャンドン(引用:MHD)

モエエシャンドンはフランス屈指のシャンパンの拠点、エペルネで生まれました。

 

初代当主のクロード・モエ氏の名前を取ってモエエシャンドンというブランド名が確立されました。

 

モエ氏は、シャンパンを最高峰のワインにするという最大の目標を持ってシャンパン作りに励みました。

 

そしてモエ氏のこだわりと知識、技術などが光った結果、モエエシャンドンは非常に短い期間ですぐにフランス王宮なども御用達になるステータスのあるシャンパンのメーカーとして確立されていったのです。

 

そして、モエエシャンドンを世界的に有名にすることに成功したのが、三代目の当主であるジャン・モエ氏でした。

 

ジャン氏はシャンパン以外の他のワイン製造をきっぱりと辞めたのです。

 

つまり、ジャン氏はシャンパン一本で世界と勝負をしようと決意したのです。

 

それが結果的には大成功を収め、世界にモエエシャンドンという名前が大きく知れ渡るようになりました。

 

モエエシャンドンは、ヘネシーやルイヴィトンなどと合併をして世界的に有名なラグジュアリーグループになったのです。

 

ちなみにモエエシャンドンという名前がブランド名として確立したのは、ジャン氏や次の代から。

 

その前からモエという名前は当主には必ず付いており、ブランド名にモエが入ることは確実でした。

 

ジャン氏の息子であるヴィクトール氏が、婿のピエール・シャンドン氏と一緒にジャン氏の跡を継ぎます。

 

そして1833年に現在、みんなが知っているモエエシャンドンがブランドとして誕生を果たしたのです。

 

その後はブランドの規模をさらに拡大させていきます。

 

 1960年代、ドンペリニヨンの製造に携わっていたメルシエを傘下に。

 1968年、高級香水や化粧品を扱うパルファン・クリスチャン・ディオールを傘下に。

 1971年、大手コニャック製造メーカーのヘネシーと合併。

 会社名を「モエ・ヘネシー・ホールディング・カンパニー」に変更。

 1987年、ルイヴィトンと合併。

このような過程を経て、世界的に有名なグループ会社として確立していったのです。

 

モエエシャンドンの製造のこだわり

(引用:モエ・エ・シャンドン ジャパン)

モエエシャンドンが自社で所有しているぶどう畑は実に1190ヘクタールにも及びます。

 

ちなみに、1190ヘクタールというと、シャンパーニュ地方にあるぶどう畑の約3.5パーセントにも及ぶ面積を持っていることになります。

 

非常に広大な敷地でぶどうの栽培を行っているわけです。

 

さらにモエエシャンドンが所有している面積のうち

 

 半分ほどが、特急評価を得ている「グランクリュ」

 4分の1が、一級評価を得ている「プレミアクリュ」

なのです。

 

モエエシャンドンは、この特級、そして一級評価を得ている畑で採れるぶどうの栽培に至るまでをしっかりと自社で管理しています。

 

それがあってこそ、非常に上質で高貴なシャンパンを作り上げることができるのです。

 

モエエシャンドンの強いこだわりによって自社農園はほとんどがランクが高くて上質なぶどうを原材料として使うことができています。

 

そのぶどうをうまくバッティングすることによってバラエティ豊かな味わいのシャンパンを作り上げることができるようになっているのです。

 

モエエシャンドンは、絶妙なバランスでぶどうの配合を決めています。

 

そのバランスをしっかり守ることで味わいには均一性をもたせながら、しかし新たな味わいづくりにも励んでいるのです。

 

モエエシャンドンでは、広大な敷地をしっかりと管理して手を抜かずにシャンパン作りをするために、実に250人もの栽培担当者がぶどうの状態や収穫などに携わっているのです。

 

たくさんあるモエエシャンドンの区画の中でも、この栽培者たちがぶどうの種類や木ごとに適切な収穫時期や肥料を選び抜いて育てています。

 

モエエシャンドンの風味

(引用:Amazon)

モエエシャンドンには、多くの銘柄があり非常に味わいにもバラエティがあるブランドとして知られています。

 

共通して言える味わいとしては、

 

 ぶどうの甘酸っぱさが強い

 アプリコットやトロピカルフルーツのようなしっかりとしたフルーツの香り

これらの特徴があります。

 

また、ロゼでは赤みの強い果実の甘みがあり、いちごやベリー系のフルーツの印象が感じられます。

 

クリーミーな泡と発泡性の強い泡の両方が感じられ、口当たりもスパイシーさとマイルドさの両方が感じられます。

 

また、種類の中にはマンゴーやネクタリンなどのようなねっとりとした甘さが感じられるものもあります。

 

その香りは生姜のようなキリッとしたキレのよい雰囲気が感じられます。

 

いずれの銘柄でも、種類によって違うフルーティさ、そしてしっかりとした発泡と優しい香りが感じられるモエエシャンドン

 

食事の時はもちろんのこと、パーティーや結婚式などの乾杯でも多く用いられる傾向があります。

 

日本でも一般で流通しているモエエシャンドンですが、フランスでは王室などからも愛されており、常に需要が尽きないシャンパン界の超有名ブランドだといえます。

 

飲んだことはなくても名前は知っているという人も多いのには、モエエシャンドンの知名度とこだわり、そして世界的に飛躍するための努力があるからこそなのでしょう。

 

モエエシャンドンの豆知識

モエエシャンドンの味わいや銘柄は?お酒買取相場などについても

モエ・エ・シャンドン ブリュット 750ml

モエ・エ・シャンドン ブリュット マグナム 1500ml

モエ・エ・シャンドン ブリュット ジェロボアム 3000ml

モエ・エ・シャンドン ブリュット マチュザレム 6000ml

モエ・エ・シャンドン アイス

モエ・エ・シャンドン ロゼ

モエ・エ・シャンドン ネクター

モエ・エ・シャンドン ネクター ロゼ

モエ・エ・シャンドン MCIII

 

酒買取専門店リンクサス

https://linxas.shop/champagne/moja-shendon/