概要
ドンペリニヨンの歴史やこだわりは?味わいの特徴は?
今回は、 ドンペリニオンというシャンパンの歴史や製造のこだわり、味わいなどをご紹介していきます。
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ドンペリニヨンの歴史
ドンペリニヨンの製造のこだわり
ドンペリニヨンの風味
ドンペリニヨンの歴史
ピエール・ペリニヨン
(引用:MHD)
ドンペリニオンの歴史が始まったのは1930年頃だと言われています。
そして、ドンペリニオンという名前の由来でもあるピエール・ペリニヨンの死後に製造されました。
ピエール・ペリニヨンことドンペリニオンは、シャンパンを開発したパイオニアとも言われており、ベネディクト会の修道士をしていました。
そんなドンペリニオンの死後、ドンペリニオンのシャンパンを生産しているモエエシャンドン社がドンペリニオンが修道士を務めていた修道院とぶどう畑を管理することとなりました。
のちに、モエエシャンドン社がドンペリニオンのシャンパンを商標登録し、権利を得たことでドンペリニオンは世界的にも知られるシャンパンとなったのです。
現在はシャンパーニュ地方を中心としてさまざまなブランドが掲げられているシャンパンですが、シャンパンが市場の中でたくさん流通するようになったのは19世紀頃のこと。
その頃には、ドンペリニオン意外にも多くの著名なシャンパンブランドが確立されてきました。
しかし世界的な恐慌に見舞われてしまい、自ずとシャンパン市場も落ち込むこととなり世界的に有名なドンペリニオンもその影響を受けるようになりました。
ドンペリニオンが誕生したのは、モエエシャンドン社が1921年に採取したぶどうを使って作ったヴィンテージ品を、1936年に販売したことが始まりです。
シャンパーニュ地方で作られた最初のドンペリニオンは、フランスではなくロンドンやニューヨーク向けに生産をされ輸出されたと言います。
このことで、ドンペリニオンは世界的に有名な高級シャンパンとして名前が知られることとなり、高い人気を誇るようになりました。
世界的な恐慌の中でのこのドンペリニオンの成功は、なかなか盛り上がらないシャンパン市場をはじめとする生産業界の市場を大きく取り上げることとなりました。
そのため、ドンペリニオンは“シャンパンの父”とも呼ばれるようになりました。
ドンペリニヨンの製造のこだわり
(引用:MHD)
シャンパンは、
長く熟成したら良い
一年ごとに味わいが深くなる
というわけでもないと考えられています。
基本的には、一定の期間を経ることで熟成のピークを迎えて味わいが深まると言われています。
ドンペリニオンではプレニチュード、つまり熟成の期間や周期にこだわりを持っています。
一般的に、ウイスキーなどで熟成することをヴィンテージと呼びますが、ワインやシャンパンの場合はプレニチュードと呼ばれることが多いです。
プレニチュードの頭文字のPを取って、ドンペリニオンで長期熟成されている銘柄をP2やP3と呼ぶのです。
ちなみにドンペリニオンでのプレニチュードは8年周期。
8年熟成のドンペリニオンは通常のヴィンテージ品として販売されています。
さらに2周期である16年の熟成のドンペリニオンについてはP2。
3周期以上の熟成期間を経た25年熟成ドンペリニオンはP3と呼ばれます。
13年以上の熟成についてはエノテーク、つまりドンペリ黒と呼ばれており、シャンパンの色の黒色からブラック。
さらに、ラベルの色からプラチナと呼ばれることもある非常に気品が高い品になります。
しっかりと三つに分けたプレニチュードを守り抜き、決して大量生産をしないブランド力を保ち続ける。
このことがドンペリニオンの品格を守るための最大の理由となったのです。
ドンペリニヨンの風味
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VinoRicoさん(@vinochan)がシェアした投稿 – 2019年 4月月13日午後4時33分PDT
ドンペリニオンには、
基盤となるグレードのドンペリ白と呼ばれるグレード
ロゼと呼ばれるドンペリピンク
エノテークと呼ばれるドンペリ黒
ドンペリP2
ドンペリP3
などがあります。
ドンペリニオンにはこのようにさまざまな銘柄があり、その銘柄によって味わいや深み、コクは全く異なります。
しかしながら、風味には共通した部分もあります。
例えばドンペリニオンにはパンやバターのように香ばしくて芳醇な香りがする種類が多いです。
また、香りの中には柑橘系のさっぱりとしたフルーツのような香りもあり、ぶどうの柔らかで甘みの強い香りも感じられます。
封を切った瞬間に広がるのはフルーティな香りが強いですね。
さらにシャンパンを一口、口に含むと鼻から抜ける香りとして香ばしさなどが感じられるのです。
味わいは全てに共通して辛口のドライな風味が特徴的です。
さらに、原材料でもあるぶどうのようなしなやかなフルーティな味わい、さらにさっぱりとしたハチミツのような甘みが感じられる銘柄もあります。
エノテークやP2、P3などになっていくと、コクや深みが強くなっていきハチミツやメープルのような風味も強く感じられる印象があります。
どの銘柄でも、酸味と甘み、果実感がそれぞれにバランスよく配合されているため、クセや独特な印象はなく飲みやすさが特徴的です。
味わいにはシンプルでさっぱりとした特徴がありますが、香りと風味、そして色合いに上品さが感じられるのがドンペリニオンの風味と見た目の印象です。
この飲みやすさが、世界的にたくさんな人から愛される大きな理由になるのですね。
ドンペリニヨン P3/P2 ロゼ/P2
ドンペリニヨン エノテーク(プラチナ)
ドンペリニヨンロゼ エノテーク 1990
ドンペリニヨン エノテーク(黒)
ドンペリニヨン レゼルヴ ドゥ ラ ベイ(ゴールド)1978年/1982年/1985年/1988年/1990年/1992年/1993年/1995年
ドンペリニヨン イリス・ヴァン・ヘルペン ロゼ
ドンペリニヨン ジェフ・クーンズ ロゼ
ドンペリニヨン ロゼ ルミナスボトル
ドンペリニヨン ロゼ(ピンク)
ドンペリニヨン ロゼ 6本セット専用箱 未開封
ドンペリニヨン 吉岡徳仁 ロゼ
ドンペリニヨン 吉岡徳仁 ヴィンテージ
ドンペリニヨン アンディウォーホル ヴィンテージ
ドンペリニヨン ビョーク&カニンガム ヴィンテージ(白)
ドンペリニヨン イリス・ヴァン・ヘルペン ヴィンテージ
ドンペリニヨン ミハエル・リーデル ヴィンテージ
ドンペリニヨン ヴィンテージ ルミナスボトル
ドンペリニヨン ヴィンテージ(白)