先日、とても嬉しい出来事がありました。

4年前にご入会いただいた70代の生徒さんがいます。

 

ご入会当初は、

テキストを読まない。
わからなくなるとすぐに質問する。
「前の教室でやってきたからわかる」とおっしゃる。

でも、実際には思うように進まず、

「私は正しくやったのに、なんでこうなるの?」

ということも少なくありませんでした。

 

 

私も

「まずはテキストを読んでみましょう」
「もう一度やってみましょう」

とお伝えするのですが、お互いなかなか譲らず(笑)。

今思えば、周りの生徒さんも少しハラハラしていたかもしれません。

 

 

実はその生徒さん、以前通われていた教室では、

「当教室ではご期待に沿えません」

と言われたことがあったそうです。

 

そのお話を伺ったとき、正直なところ私も

「どう関わったらいいのだろう」

と悩むことがありました。

 

それでも通い続けてくださり、先日こんな言葉を聞くことができました。

「先生、私、初めて家でやってみました。」

そして続けて、

「ちゃんと向き合おうと思って。」

その言葉を聞いた瞬間、本当に嬉しくなりました。

 

もちろん、パソコンの操作ができるようになることも大切です。

でも、それ以上に嬉しかったのは、

「自分でやってみよう」

という気持ちが生まれたことでした。

 

わからないことがあったとき、

すぐに答えを聞くのではなく、
まずは自分でやってみる。

テキストを読んでみる。

試してみる。

その積み重ねが、やがて「できる」に変わっていきます。

 

パソコン教室は、操作を覚える場所です。

でも私は、それだけではないと思っています。

自分で考えること。
自分で試してみること。
そして、自分なりに向き合ってみること。

そんな力も一緒に育っていく場所でありたいと思っています。

 

4年越しの

「先生、やってみました。」

そして、

「ちゃんと向き合おうと思って。」

その言葉は、私にとって何より嬉しいご褒美になりました。

何歳からでも、人は変わることができます。

そのことを改めて教えていただいた一日でした。