10/29(金) 13時検査開始

 

検査室に入ると、少しひんやり。

手術室は大体ひんやりしています。

どこも同じなのかわかりませんが、今回は

「ちょっと寒いでしょ。設備の関係でひんやりしてます」とのこと

ちょっと高めにある検査台へ、踏み台を使って登っていきます。

 

横になると、検査着を開けて、胸に心電図のセンサーを張り付けていきます。

身体は特に固定されることもなく、左側は分厚いマットレスの棒状のもので、体を支えてくれてます。

右手は、検査台から別の台へ置きます。

その間も、声がけしてくれてました。

 

ただ、ただ、私は怖さがMAX。

 

左手にモニターが、六枚。縦二枚、横三枚。ここに心臓が映し出されるわけです。

上から、何枚かシートが被せられ、いよいよ始まります。

この段階から怖くてずっと目を瞑ってました。

 

麻酔から、チクっと3-4か所。

しばらくすると、始めますね~と先生が。痛ければ言ってください。

 

軽く切られて、すこーしチクっと。麻酔の時の痛みより小さいです。

先生から、動脈を切る際にドーンとした痛みを感じるかも知れませんと。

血管付近は麻酔が仕切れない場所らしいです。

 

私の場合、内心不安がありましたが、軽いチクっとした切れる痛みがある程度で収まりました。

 

手のひらにも血が流れる感覚がありました。見たら卒倒していたでしょう。

カテーテルを入れるための器具の装着が、いつの間にか終わっていて

私の手のひらに伝わるのは、先生の手が忙しく動く感覚。

 

カテーテルを挿入していく手さばきです。

 

痛みはなし

 

しばらくすると、カンカンっと音が多分、カテーテルに造影剤を送り出すスイッチなのでしょうか。

それとも撮影のためでしょうか。

 

5~8分ぐらいでしょうか。半分終わりましたよ~ 残り半分これからしますね~

ちょくちょく話をしてくれてましたが、覚えてません。

 

怖さで、声が出続けていたため(うぅ、うぅと呼吸のたびに声が)

先生が、痛みや苦しいですか?と、いえ、怖さで声が。。。

分かりました~ 何かあったら言ってください。

 

15~20分で検査終了。

 

知らない間に、カテーテルは抜き取られてました。

手についた血をぬぐい、止血のための器具を取り付けられました。

ネット・ブログでも見た器具です。「とめ太くん」

 

 
プラスチックの四角いケースが入ったもので、周りに空気をいれるビニールで覆われています。
ここに空気を入れて、止血をします。
術後、これを取り付けてもらった時には、心電図も外されて、後は検査台を降りるだけ。
 
横を見るとモニターがあり、撮影された動画が再生されてました。
これ、私の心臓?と聞くと、そうですよ。
ちゃんと、冠動脈で血液が運ばれて、狭い部分は見受けられません。異常なしです。
と。本来は、一時間後に病室で聞く話を直後に動画で説明して頂きました。
 
いや~。この二週間の精神的な辛さが一気に消えました。ちょっと涙が。。。
 
 

(つづく)