先週末に配信された事件について、遅ればせながら記します。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000068-jij-soci
業界最大手でかつ老舗の紹介会社で起きた事件です。
医師資格を確認することを怠った時点でアウトなことは間違いないのですが、事業者からの通報で当局が動いているとのことですので、最悪の事態は回避できております。
偽医者紹介事件といえるのかどうかは分かりませんが、某中部地方の医師会にまで加盟していた眼科医が実は医師資格を持っていないで診療。自分の診療所だけならまだしも、複数科を抱える病院にも非常勤勤務していた履歴があり大騒ぎとなった事件が数年前にありました。
実はこの眼科医・・・いわゆるコンタクト眼科なのですが、これをコンタクト販売会社に紹介したのがある民間事業者だったとのうわさがありました。(ことの真偽はわかりません。あくまで噂のレベルです。)ただ、この事業者については、筆者独自の情報ルートでコンタクト診療所への偽医者派遣をしていたとの別件情報も得ており、あながち根拠のない話ではないな…とそのとき思った記憶があります。
さて、今回の問題はそんなブラックな話ではございません。
民間紹介事業者と医師との基本的な関係性について、我々は襟を正さないと『いけないということだと考えているのです。
およそ登録型の人材紹介を行う場合、登録者はインターネット上で数多くの個人情報を入力する手間を強いられます。
我々一般人でもその煩わしさには閉口することが多いのですが、「医師」という職業人はこの入力を禁忌する傾向が強くあります。
これは、医師資格というものの超越性に起因するところが大きいことにもあるのですが、やはり、高額収入を得て社会的ステータスが高いというわかりやすい資格であり、いいにつけ悪いにつけ”利用価値が高い”ため、処々の誘惑も多いことと無関係ではないでしょう。
そのためおのずと我々事業者側もそれに添わざるを得ないところがあったように思うのです。
近年、医師紹介事業は事業者の乱立と過当競争に巻き込まれています。
同時に、一時期言われたような医療機関による見境のない医師獲得競争も陰りを見せ始め、病院機能が想定するミッションに適う医師求人活動へと変化しております。
その中で、売上を追及するとしたら紹介事業大手の特性を活かした「アルバイト求人」への傾倒となるのですが、一件当たりの手数料収入が低くなるためおのずとコストをかけた業務がなおざりになると言えるでしょう。
メールによる医師のエントリーとそれを追いかけるのもメールと電話が主体となり、おそらく個別の医師面談や医師免許証の原本確認までは行う環境になかったのだと推測できます。
今春に岩手県の県立病院で入職直前の偽医者が逮捕されたような事件もありました。
こういった公的機関においても同様な危険性をはらんでいるというくらい、医師資格というもののデリケートさがあるがゆえに、この民間事業者のあり方を単純に批判するのではなく、他山の石として我々事業者すべてが教訓として行かなければいけないことではないでしょうか?
幸いにして医師人脈にのみよる紹介事業を行っている私どもにはこういった危険性はないのですが、いずれ広範囲なエントリーを募るビジネスモデルに移る日も来るかと思います。
その時に見極めをしっかり行えるよう、備えをしていかなければなりません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000068-jij-soci
業界最大手でかつ老舗の紹介会社で起きた事件です。
医師資格を確認することを怠った時点でアウトなことは間違いないのですが、事業者からの通報で当局が動いているとのことですので、最悪の事態は回避できております。
偽医者紹介事件といえるのかどうかは分かりませんが、某中部地方の医師会にまで加盟していた眼科医が実は医師資格を持っていないで診療。自分の診療所だけならまだしも、複数科を抱える病院にも非常勤勤務していた履歴があり大騒ぎとなった事件が数年前にありました。
実はこの眼科医・・・いわゆるコンタクト眼科なのですが、これをコンタクト販売会社に紹介したのがある民間事業者だったとのうわさがありました。(ことの真偽はわかりません。あくまで噂のレベルです。)ただ、この事業者については、筆者独自の情報ルートでコンタクト診療所への偽医者派遣をしていたとの別件情報も得ており、あながち根拠のない話ではないな…とそのとき思った記憶があります。
さて、今回の問題はそんなブラックな話ではございません。
民間紹介事業者と医師との基本的な関係性について、我々は襟を正さないと『いけないということだと考えているのです。
およそ登録型の人材紹介を行う場合、登録者はインターネット上で数多くの個人情報を入力する手間を強いられます。
我々一般人でもその煩わしさには閉口することが多いのですが、「医師」という職業人はこの入力を禁忌する傾向が強くあります。
これは、医師資格というものの超越性に起因するところが大きいことにもあるのですが、やはり、高額収入を得て社会的ステータスが高いというわかりやすい資格であり、いいにつけ悪いにつけ”利用価値が高い”ため、処々の誘惑も多いことと無関係ではないでしょう。
そのためおのずと我々事業者側もそれに添わざるを得ないところがあったように思うのです。
近年、医師紹介事業は事業者の乱立と過当競争に巻き込まれています。
同時に、一時期言われたような医療機関による見境のない医師獲得競争も陰りを見せ始め、病院機能が想定するミッションに適う医師求人活動へと変化しております。
その中で、売上を追及するとしたら紹介事業大手の特性を活かした「アルバイト求人」への傾倒となるのですが、一件当たりの手数料収入が低くなるためおのずとコストをかけた業務がなおざりになると言えるでしょう。
メールによる医師のエントリーとそれを追いかけるのもメールと電話が主体となり、おそらく個別の医師面談や医師免許証の原本確認までは行う環境になかったのだと推測できます。
今春に岩手県の県立病院で入職直前の偽医者が逮捕されたような事件もありました。
こういった公的機関においても同様な危険性をはらんでいるというくらい、医師資格というもののデリケートさがあるがゆえに、この民間事業者のあり方を単純に批判するのではなく、他山の石として我々事業者すべてが教訓として行かなければいけないことではないでしょうか?
幸いにして医師人脈にのみよる紹介事業を行っている私どもにはこういった危険性はないのですが、いずれ広範囲なエントリーを募るビジネスモデルに移る日も来るかと思います。
その時に見極めをしっかり行えるよう、備えをしていかなければなりません。