僕はビールが主食と断言している。朝昼晩三食をビールでも生きていけると思う。さすがに朝からビールを飲んでいると、完全にアル中にしか見えないので、朝は遠慮している。っていうか昼も。運転できなくなるからな。

 

こんな僕はご飯というものをほとんど食べない。白い米を炊飯器で炊いた、あれのことだ。その代わりがビールというわけなのだ。

 

先日酒の量販店で常飲用のビールを購入した。サントリーのプレミアムモルツだ。僕は毎晩プレモルの500ml缶を3本飲むのが日課だ。つまり、ケース買いしても8日間しかもたない。友達が遊びに来るとそれもあっという間になくなる。僕の友達には酒好きが多いからな。

 

つまりわかりやすくまとめると、毎週ビールをケースで買ってきている、ということだ。

 

先週その買い出しに行ったところ、サントリーのキャンペーンおばさん(ガールじゃないところが辛いところ)に景品としてティッシュやらサラダオイルやら餅やらをもらうことになった。サラダオイルは我が家では使わないので、友達にあげた。ティッシュはガソリンスタンドしょっちゅうもらうので、これも職場に寄付。残った餅だけをありがたくいただくことにした。

 

餅いえば雑煮でしょう。僕はシンプルな具材が何も入っていない雑煮が好きだ。昆布と鰹節と煮干しで出汁をとり、塩と醤油で味をつけただけの。シンプルな雑煮。

 

正月は毎日のように食べた雑煮もこのところご無沙汰していたので、早速作って食べてみた。餅はやっぱり餅屋に頼まないといけないことを再確認した。餅そのものが美味しくないのだ。

 

僕は高校生の頃アルバイトした縁で、今でも決まった和菓子屋に餅を注文することにしている。多分近辺で一番美味しいのじゃないだろうか。ここと大手の大量生産の餅を比較すること自体がおかしいとは思うが、他に比較する対象がないのでお許しいただきたい。

 

この餅も、今日の昼で無くなるだろう。ごちそうさまでした。

行きつけの飯屋に行ってきた。久しぶりだった。

そういえば最後に行ったのは去年の11月だったかもしれない。2ヶ月以上顔を見てなかったけど、マスターと女将さんの毒舌は相変わらずだった(爆笑

すぐ近くに国立大学薬学部のキャンパスがあるその店は、完全に学生の飯屋になっている。昼・夜と1日2回やってくる学生も多いとか。僕は近所にある中学に通っていた時にスーパーの軒下を借りて営業していたこの店のことを記憶している。今の仕事とその前の仕事の間に短期のアルバイトをしたことがあったが、そのアルバイト先というのが先に出た軒下を提供していたスーパーだった。

その店のマスターと女将さんはこのスーパーからかなりのものを仕入れていた。毎朝顔を見るのが当たり前になっていた。

話がそれるが、若い頃あこがれていた年上の女性がいた。何度も「付き合ってほしい」と告白したが、「うふふふ…」とか言って取り合ってくれなかった。4歳も年下だと頼りなく思われたのだろうとその時は思っていた。彼女はどうやら僕が冗談を言っていると思っていたらしいが。

その彼女の父上とこの飯屋の女将さんが兄妹だということを最近知った。実はこの店の娘婿さんが僕のお客様で、そのお客様と一緒に僕の職場にやってくる奥さんが飯屋の洗い物をしていて、よく似た人がいるもんだと思いだがいた。そのことを件の彼女と酒を飲みながら話していると、ずいぶん前からいろいろな接点があったことに気づかされた。

まあいい。

今日の日替わりは冬の終わりにふさわしい「カキフライ」だった。ここのご飯の盛りは多い。家庭で食べるごはん茶碗の4杯以上が「並み」の量になる。そのスーパーでのアルバイト時代に迂闊に「ごはん大盛りで!」といったところ、途方もない量のごはんが出てきたことを思い出した。あの頃は若かった。お腹をパンパンに膨らませながらかろうじて完食したことを思い出す。今なら並みでも半分以上残すことになるだろう。

見た目は決して美しくない盛りの日替わり定食を平らげ、今日は戻ってきた。また来週も行こう。