記号

 

 世界は解くことの出来ない

 記号である

 と、感覚は訴える

 

 でも、心は寂しくて

 溶融を求めて触手を揺らしてる

 

 世界は解くことの出来ない

 記号である

 

 世界と触手の間には

 不可知の壁が在る。

 触手は虚しく宙を撫で

 

 存在は、輝く無機質の

 構造の中に煌めいている