私は不妊で苦しみ、里親制度に出会った。
何度も話し合い、考えて、養子里親になった。
でも養子縁組はできなかった。
里子に別れという苦痛を与えてしまった。
今、養子里親について思うこと。
やっぱり必要な制度だと思う。
親を求める子ども達がたくさんいるから。
養子縁組で幸せになった子ども達に出会ったから。
でも、里親には、相当な覚悟がいると思った。
里親制度は、子どものための制度で、里親のためであってはいけない。
不適格だと感じたら、ありのままに伝えなければいけない。
自分がどれだけ子どもと離れたくなくても。
児童相談所の相談員さんは、味方ではないかもしれない。
不妊の辛さは、経験した人にしかわからないと思う。
どれだけ子どもを望んでいるかは、子どもに恵まれた人にはわからないかもしれない。
だけどやっぱり、覚悟を決めて里親をするのは、素晴らしいことだと思います。
子どもは社会の宝物だと思います。