これ私、何回見ても泣いてしまう。
元々望まれていなかった6人目
父親はろくでもない多産DV夫で
母親は既に5人の子供の育児で疲れ果てている。
ある日、隣の老夫婦が赤ちゃんの服をくれたり
子供たち5人を何故か預かってくれるようになった。
何故かと母親が聞くと、お隣さんは
隣のよしみじゃねぇか、と答えた。
お隣さんは6人目を疎ましく思う夫婦の喧嘩を聞いて、自分たちだけは6人目を気にかけてやろうと子供たちを預かっていた。
子供たちの預け先ができて少し気持ちに余裕ができた母親は夫と離婚することを決める。
母親はお隣さんの好意に甘えてこれからも頼らせてほしいとお願いしお隣さんも快諾する。
ついに6人目が生まれる時がきた。
母親はお隣さんに支えられて疎ましく思っていた6人目の誕生を心から喜ぶことができた。
5日後に家に帰ってきたのは赤ちゃんの服を手に持って痩せた母親だけだった。
赤ちゃんは女の子だった。
生まれてすぐに亡くなってしまった。
でも、母親はお隣さんのおかげで6人目の赤ちゃんのために悲しむことも泣くこともできた。
お隣さんも一緒に泣いて、その姿はもうお隣さんを超えて家族に見えた。
十数年後、お隣さんは車椅子生活になった。
その後ろにはあの時の母親と
隣には長女とベビーカーに乗せられた
あの時の服を着た赤ちゃん。
世話になるね、とお隣さんは言い、母親は返す。
隣のよしみだろ
もう、思い出しても泣く!!
なんて悲しいけど素敵な話なんだろう。
どんな妊娠でも「おめでとう」って言ってくれる人がいて、大変な時に手を差し伸べてくれて、助けられた恩を忘れず返せる時が来たら助けられたときみたいに相手を助ける。
私もそんな人間でありたいなと思った。
赤ちゃんは助からなかったけど、お隣さんがママを支えてくれた時からきっと幸せにお腹の中で生きてたと思う。
私も親がいとこ同士だったり姉や叔父に障がいがあるから、上の子の時も検査したし、下の子はNT指摘されて胎児ドックをして、問題ないと言われるまで毎日泣いて人生で一番辛い思いをした。
もし子供に病気があったら私は下の子を諦めることにしていた。障害者の人生ときょうだい児の人生を知ってるから。障がいがあると分かって産んでその後の子供たちの人生を背負う覚悟も無かった。
悪い結果が出たら本当に一緒に死んであげたいと思った。そんな勇気無いし中絶すること自体が怖いけど、毎日中絶するくらいなら死んでしまいたいと思ったし、こんなママでごめんねってお腹に話し続けた。
結果は大丈夫でやっと安心して
検査中から元気に動いていたけど
結果がでるまではそれすら辛かった。
小さい体で元気に動く姿を見ると嬉しくて辛くて涙が出た。
2人目の妊娠は1人目にはなかった後期つわりもあって育児も仕事もあってキツかったけど
出産は1人目より楽だったし産後も楽だった。
おっぱいは乳腺が開通するまで爆発するかと思うくらい痛かったし裂けた股も痛かったけど何もかも1人目よりマシだった。
痛くてもキツくても全部幸せ。
赤ちゃんがニコォと笑う顔を見ると
なんとも言えない幸福感に心が包まれる。
目が合うと笑って、あやすと笑って
まだまだ軽くて永遠に抱っこできる。
それもこれも全部
元気に生まれて元気に生きてくれてるから。
夫や親、周りが支えてくれるから。
私もいつかお返しできたらいいな。
お互い様だよって気持ちよく誰かを助けられる人になろう。





