なぜ久しぶりかと言うと、田舎の町の本屋さんにも図書館にもなかなか山本幸久
さんの新刊が入らないからだ。図書館には山本さんの本が数えたことはないが、10
冊ほどはあると思うが、すべて読んでしまった。
それで、本屋や図書館に行くたびにチェックしていたが、1度だけ新刊を見つけたき
り、次の本を見つけることができなかった。この1年ほどは、ないものと諦めチェックを
入れてなかった。
冬は比較的暇なうえに、コロナでなるべく外出を控えているのでさらに暇になり、久し
ぶりに図書館に行ってきた。何冊か探しているうちに山本さんの本の前にいることに気
付き、諦めながら久しぶりにチェックすると、読んでない本を見つけた。
山本さんとの出会いは、10年ほど前だと思うが(ちょっと不明)「ある日アヒルバス」の単
行本だった。20ページほど立ち読みして買った記憶がある。家に帰り一気読みした。その
後は図書館に行き、順次読んでいった。
何が面白いのかはよくわからないが、韓ドラや刑事ものと違い、憎んだり殺されたりする
場面はない。先月読んだ『熱源』はとても感動したが、この本はとにかく一気読みに近い感じで読ん
でしまえる。どの本もそうだったが、心が温まる。じんわりする。にやっとする。
心に残る言葉は、やはり「運命に逆らうのよ」である。大事な場面で必ず出てきた言葉である。
ネットで調べたらまだ読んでない本もあったので、注文しよう。