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実はね
昨年の11月に
小さい女の子をお迎えしたの

泣いて暮らす日々を過ごしていたとき
ある日ふと目に留まったブリーダーのサイトで
気づけばぺぺろんに似た子を一日中探してた
似た子はいなかったけど
それからというもの
ぺぺろんを助けてあげられなかったことを
もう一度やり直せたら、、、
と思うようになったの
でも
そんな気持ちで子犬を見て
もしお迎えしてしまったら
ぺぺろんの代わりにしようとしてるんじゃないか
代わりじゃなかったとしても
比べてしまうんじゃないか
と
いっぱいいっぱい悩んで
山さんとたくさん話して
会うだけ会ってみようってなったの
そして最初に会いに行った子は
とっても可愛かったけど
ブリーダーさんの経験が浅く信頼に足りなかったことと
やっぱりぺぺろんと比べてしまったことで
お迎えなんて考えられなくて
そのまま山さんと二人で帰ってきた
もう子犬を見るのはやめよう
ぺぺろんだけを思っていればいい
悲しい日々を過ごしていれば
そのうち時間が解決してくれる
と落ちかけたときに
グイッと引っ張りあげてくれたのがこの子


そして
不思議なことに
この子をお迎えしたその日の夜
これまで1度もぺぺろんの気配を感じなかったし
夢すら出てこなかったのに
寝ようとベットに横になったら
足元にぺぺろんが乗ってくる振動を何度も感じたの
いつも感じてたピョンっていう揺れ
私はそんなスピリチュアルなことは鈍感やし
そもそも疑ってさえいるけど
ずっとずっと
もう一度だけでも会いたいと願っていたぺぺろんに
やっと会えたと思ったら
さすがにその時は
涙が止まらなかった
あぁ
これが
今でも側にいるよ
ってことか
って理解できたよ
この子をお迎えしても
ぺぺろんのやり直しなんて思わない
ちゃんと
ぺぺろんの妹
ぺこちゃん
どっちも愛しくて大切な命
そして
わんこの命には期限があって
人間の命にも期限があって
その中でわんこと過ごせる期限があるから
私にはこの子が最後
あれから10日も経ってしまった
ぺぺちんが居なくなってすぐは
わりとシッカリしていたし
淡々と日常を送ってたのに
このごろ
会いたくて会いたくて仕方ない
その思いはどんどん膨れ上がって
ついにエアー抱っこをしてしまった
そのままエアーなでなでもして
それでも満たされず
涙がポロポロ出てくる
よく
亡くなって何日目に会いに来てくれたとか
夢に出てきてくれたとか聞くけど
私には全くなにも無い
一緒にいる時は
ここに居ると思ったら違う場所に居てビックリしたり
ぺぺちんが視界に入ってると思ったら
床に置いた洗濯物やったり
そんなこといっぱいあったのに
居なくなった直後から
パッタリとなにも感じない
居なくなったことを
だんだん実感してくると
1年前に戻りたいと思うようになった
できることなら戻って
もっとしっかりお水を飲ませてあげればよかったと
そればかり考える
お散歩に行っても
あまりお水を飲みたがらなくなったことには
ちゃんと気づいてたのに
高齢になると気をつけてあげなければいけなかったのに
お水をスポイトで強制摂取させていれば
摘出が難しい場所に結石なんてできなかったし
腎臓病にもならなかったのに
最後の1週間は
点滴をするたびに
持病の心臓にも負担がかかってツラそうで
ほんとの最期の1分ほどは
それまでの苦しい表情とは比較にならないくらい苦しんで
息を吸いたいのに吸えない断末魔は
もう一緒に居たいと思ってはいけない
早く亡くなって楽になって欲しいって
それだけを必死に願った長い長い1分
そんな最期を迎えさせてしまったこと
後悔でしかない
どんどん弱っていく影響で
目も耳も機能しなくなっていくなか
信頼していた私に連れて行かれるのは病院
ツラくなる点滴
やめて欲しいと
どれだけ私に願ったやろう
その願いが叶わなかったとき
どれだけ絶望したやろう
点滴をやめていれば
肺水腫で呼吸困難にはならなかったかもしれないのに
腎臓病で眠るように逝けたかもしれないのに
そもそも
お水さえあげていれば
と
こんな病的な考えが
ふとした時に頭をよぎる
そのまま日常を過ごすこともあれば
油断すると大泣きする時もあって
そんな時は山さんが私の背中をさすりながら
一緒に泣いてくれる
あんなに小さい子が
とてつもなく大きい
Googleフォトが
5年前の6月
とか言って思い出通知してきやがった
チッ
酷なことしやがる
お嬢はどこでしょう
洗濯して天日乾ししたばっかりのお布団
大好きなふわふわのお布団
自力で潜り込んで
お日さまの匂いを満喫できたのは
これが最後
お嬢は
13日の午前2時に亡くなりました
15歳7ヶ月
平均余命よりかなり短かったのは
心臓病とか結石とか腎臓病とか
いろいろ併発してたからかな
急速に弱っていった1か月
この写真を撮った6月1日
まさか2週間後に居なくなるなんて
思ってなかったよ
苦しんで亡くなって
心臓が止まる瞬間を手のひらで感じたのに
まだ実感が薄いの
ちょっと覗くといつもの場所で寝てる気がする
今日スーパーに買い物にいったら
きゅうり
レタス
キャベツ
とうもろこし
みかん
いちご
桃
お嬢の好きなもの
今日はどれを買って帰ってあげようかって
いつもそう考えながら買い物してたことに気付いた
これ好きかな
あれ喜ぶかな
うわっこれテンション上がるやつやーん
って
いつもいつもお嬢のことを考えて
もうおばあちゃんやったけど
私にはいつまでも子供で
最後の1か月は赤ちゃんに戻ったみたいで
かわいくてかわいくて仕方なかった
まだ
本当の悲しみは来てないな
なんかボケーっとしてる
あ、
タイトルはまったく関係ないよ
お嬢と一緒で私も食べてなかったから
がっつりデザート付きランチを食べてきてん
レディースランチって
量がレディースなんじゃなくて
あれもこれもいっぱい付いてるの女子は好きやろ?
っていうやつで
男の人も注文してるの見たよ
最近のお嬢は落ち着いてて
起きてるときは
『おやつちょーだぁーい』
って言いに来る
おやつを見せるとスキップしそうになるよ
もう後ろ足はよたよたやのに
すごいねぇ
今年に入ってから
お嬢が部屋の隅々をくんくん匂いながら
壁伝いに歩く時があって
それがだんだん玄関までや寝室まで
範囲が広くなってたの
この行動はね
家具の配置や
ベットやトイレまでの距離、匂い
私や山さんの定位置
家中の全ての確認をして
視力を失っても生活するための準備
それと
1年ほど前から
少しずつ耳が遠くなってたのね
それで今日
どこまで聞こえて見えてるのか
ちゃんと確かめてみたら
お耳は
クリッカーのカチッと鳴らす音は正面のみ
横も後ろも聞こえてない
おめめは
昼間は側にある動くシルエットのみで
夜にやっと目が合う
こんなに進行してたのに
普通に過ごして
なんなら私の合図も理解して行動してたなんて
どれだけ努力をしてたんやろう
もう
わがままになってもいいよ
よたよたの足で頑張ってお座りしなくても
おやつあげるよ
オシッコを失敗しても
申し訳なさそうにしなくてもいいよ
どこでもいいから
オシッコしてくれたら嬉しいよ
私を見失って玄関まで探しに行かなくてもいいように
ちゃんと触れててあげるからね

慢性腎不全
ステージ3
平均余命110〜200日
今年
家族みんな無事に年を越せたなぁと思った5日後
お嬢は血尿をし
両方の腎臓付近の尿管に結石が見つかったの
その時は腎臓の数値は少し高いだけ
結石の影響かもしれないからと
先に結石を溶かす内服治療をしたけど効果なく
あっという間に腎臓の数値も上がってしまった
もしあの時
先に腎臓の治療を始めてたら
もう少し寿命を延ばせたかもしれない
微妙な異変に気付きつつ
結石の内服治療の影響と決めつけてしまっていた
こちらに引っ越してくるまで
大阪でずっとお世話になってた獣医なら
どんな選択と治療をしてくれたやろう
大手術でお嬢の命を救ってくれたあの先生なら
違ってたかもしれない
と思ってしまうのは
きっと誰かのせいにしたい気持ちがあるから
でもこれは
結石の治療を優先した先生のせいではなく
悠長に構えていた私のせい
そもそも
結石ができてなかったら
微妙な異変に気付かなかったかもしれない
気付いたとしても
もう超高齢やからと悠長にしてたかもしれない
そしたらステージ4くらいになってたかもしれない
『かもしれない』
ばっかり
これからお嬢をどう過ごさせてあげるか
考えててもきっと思うように行かないはずやから
どうなっても対応できるように
準備をしっかりしていこう
脾臓の摘出手術から4年
年齢を言うとビックリされるくらい
若々しく過ごせてた
昨年は14歳で
心臓の僧帽弁閉鎖不全症を発症したけど
平均余命は6年やから
じゅうぶん天寿を全うできると思ってた
ぺぺちん
老衰で穏やかに逝かせてあげられなくて
ごめんね
昨日は山さんのお誕生日
毎年の使い回しの『7』は
もうヘロヘロ
それに買いに行く暇が無くて
『6』も用意できなくて
今年は餅ローソクが無くてもいいか
って山さんに言うたら
うん…いいよ…
ってなんか寂しそうにするねん!
え、そんなに餅ローソクが定番になってたのか!?
そんなにこれが嬉しかったのか!?
ということで
急遽、70歳の時の『0』を
無理やり『6』に捻じ曲げてん
そして夜は
ダイソーにダッシュで買いに行った新しいローソクで
無事にお祝いできたのでした



















