私は彫刻刀が研げません。
ずっと父に研いでもらっていたのですが、3年前に亡くなってからは、彫刻刀難民になってしまいました。

これまで何人も、スーパー等に出張でいらっしゃる研ぎ師さんにお願いしてきましたが、彫刻刀は扱っていないとか、せっかく研いでもらっても切れ味が悪かったりで、なかなかうまくいきませんでした。


もう半ば諦めかけていたのですが、先週、普段行かないスーパーの研ぎ師さんのところへ持って行ってみました。


結構なお値段だったので、とりあえず6本だけ。

3日程待ちましたが、親切に自宅まで届けて下さいました。


ドキドキしながら、試し彫り。


あっ、ちゃんと彫れる~!!✨


嬉しくなってしまって、


そのまま栗彫りに突入。
(栗を掘るのが好き。✨)


夢中で2時間ほど彫り続けたら、あらら。


指3ヶ所にマメが。💦


私が使っているのは黄楊(つげ)の木で、とても硬いのです。
(根付けには黄楊が向いています。)

でもまあ、マメとケガはいつものことなので、気にしません。

おおよその形が出来たら、


手が疲れるので、ルーターで磨きます。


つるつるになったら、一度色付け。


布用の染色剤を使います。
(栗の下の方の薄い色の部分は、後で手作りの染料を使います。)


数回塗りますと、濃くなります。


乾くまで暫くお休み。



続く




夕方、写真は撮れませんでしたが、ハトがバードバスにとまっていました。


バードフィーダー(餌)と間違えたらしく、すぐにいつもの餌場に戻りました。