消滅する職業;ソフトウェア開発技術者、プログラマ  は ほんとうか? | pascal990のブログ

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消滅する職業;ソフトウェア開発技術者、プログラマ は ほんとうか?

実は、19XX年代に、工学系大学4年の時、指導担当教授より言われました。
コンピュータのハードウェア屋は有望だが、ソフトウェア屋はやめとけと。

ソフトは、プログラマだろ! プログラマはタイピストのようなものだから、大卒がやるような仕事ではないと。

タイピストを職業差別する発言。プログラマを職業差別する発言は、大問題だ。

まあ、差別発言は、ここでは、ともかくとして、
職業選択の妥当性、将来性としてはいかがでしょうか?

10年後で評価する
30年後で評価する
人の一生のスパンで評価する

で、変わってくるのだろうと思います。
また、一生会社員として考える場合といずれ将来独立、起業したい場合でも変わってくるでしょう。

当時、ソフトウェアとは何か?どころかコンピュータとかプログラムについてすら、実質的に知っている教授陣や学生はほとんど居ませんでした。そもそも、電子、電気の世界で、主流にはなっていなかったのでしょう。

コンピュータを直接触って、操作した経験が無い先生が、コンピュータの世界につて展望することは難しいことだったのでしょう。

私は、こうしてソフトに憧れたのです。

高校にやってきた先輩大学生がプログラムを卒論テーマにしていて、こう教えてくれました。
言い古された言葉なのですが、「コンピュータ、プログラムが無ければただの箱」と。
宇宙旅行をテーマにしたSF映画に登場するコンピュータや「2001年宇宙の旅」に登場するコンピュータを動かす様なソフトウェアを開発する科学者や技術者になりたかったのです。

歴史の経過が現在までの結果を示しています。

・古典的なタイピストというのは、一部を除き基本的には無くなった様です。ただし、ワープロソフトや表計算ソフトをPCで利用する事に進化したと言えるでしょう。

・プログラマは、この世から消えてはいないどころか、その数は増加し続けていると思われます。

・ソフトウェアの研究、開発は、その質、量ともに増加しているでしょう。

ただし、一時期盛んだった仕事、職業は、徐々に変化しつつ、10年程度の節目で劇的に変化していき、その変化に対応できない人材は落伍していくのだと思います。
例えば、手書き文書からワープロ専用機で作成する文書へ、さらにPCで作成する文書へと要求されるスキルは変化してきたのです。
あるいは、ソロバンから電卓へ、さらに、PC+表計算ソフトへと、事務計算業務に要求される技能も変化してきているのです。

職業、仕事は、消滅するということより、継続的少しずつ変化しながら、10年ぐらい毎に劇的に、あるいは革命的に変化する、その変化に、しっかり対応していけるかどうかなんだと思います。