それでも僕は やってない
amazon紹介文より
留置場での日常は、経験していない人には驚きの連続だが、最もショックなのは「疑わしき者は有罪」という警察や裁判所側の姿勢。
取り調べでの自白強要はともかく、冷静に判断しそうになった裁判官が急に左遷されてしまうエピソードが強烈だ。
被告人の青年役を演じる加瀬亮を中心に、キャスト陣もそれぞれの役を好演。
電車内での痴漢に関わらず、ちょっとした運命によって、その後の人生が一変してしまう怖さは、本作を観た人すべてが感じるはずだ。(斉藤博昭)
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劇中の弁護士の、
『有罪率99.9%(100人に3人が冤罪)』というセリフが衝撃だった。
また、無罪を訴え続ける主人公に対し、刑事は
「認めてしまえば、罰金を払って1日で出られるんだ。裁判に持ち込めば何年も泥沼の裁判を続けた挙句、無罪を勝ち取れる確立は限りなく低い」と甘い声で囁く。
上記の「有罪率99・9%」の差す意味の重さに愕然となった。
町田痴漢冤罪事件(被害男性の無実を証明する支援サイト)
「それでもボクはやっていない」のモデルとなった事件
確定した痴漢冤罪事件
- 2009年 - 2006年4月、
- 防衛医科大教授が小田急線の成城学園前駅から下北沢駅の乗車期間中、車内で女子高校生に痴漢行為をしたとして強制わいせつ罪に問われ、30日間に渡り拘留された。
- 一審二審で実刑とされたが、2009年4月最高裁第三小法廷(裁判長田原睦夫)は「被害者の証言は不自然で、信用性に疑いがある」として、逆転無罪が確定した。


