ラストドッグ　ハリーといっしょ -2ページ目

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お散歩ボランティアに行って

モカママさんに 誘われて、湘南にあるUKCジャパン(わんこレスキュー)へ

お散歩のボランティアにいってきました。

もう何回も行っているというモカママさんからあちらの事情は良く聞いてましたので、覚悟してましたが

やはり

「この子達、もうちょっとどうにかならないのかしら」とやるせない気持ちになりました。

ボランティアさんたちはとても一生懸命わんこたちの面倒をみていて、ほんと天使のようでしたし

あちらにいる間も全国から支援物質が宅配便でとどけられていましたし

ご飯はいっぱいわんこたちに配られていたし

だけど、狭いゲージの中で一日中、座っているしかないわんこたち。

散歩は一日一回、１０分程度なんです。

「えっ、たった１０分?」と思うでしょうけど

でも、１０分といえど、250頭もいるので、

最後の子は午後５時ごろになるんですよ。

しかもこの日は土日だったからまだボランティアが多かったのでその時間ですが、

平日でボランティアの少ない日などは、最後のお散歩の子は夜１１時ごろになるんですって。

どんなに遅くなっても一日に一回は散歩に出してやるということです。

でも、一日中せまい檻の中にいるのに１０分はきついし、運動不足のうえ、ストレスもたまるよね。

私はいったい何頭の子をお散歩につれていったか、数える暇もなかったので、数えてませんけど、みんなサークルから出るやいなや外に飛び出して、おしっこにうんち３回とか・・

もう狂ったように用をたしていました。だからお散歩を楽しむ暇もないようで、生き抜くのに必死というかんじでした。

お散歩をしている間に別のボランティアさんが糞尿まみれのゲージをきれいに掃除してくれてますので、お散歩から帰ったら、出すものを出して、きれいになったゲージで、やっと落ち着いたというかんじですか。で、そのときになって初めて「おばさん、ありがとう」と、私の顔を見るというかんじでしたね。

東日本大震災や保健所の殺傷処分から逃れて助けられた子たちなんですが

一年以上も檻の中にいるなんて。

小さなランでもあれば。仲のよい群れで、交代で放牧してやることもできるのに、なんとかならないかな、とつくづく思います。

湘南シェルターは場所的に人里離れているので不便なところですが、

連絡なしで

手ぶらで

好きな時間に行って

好きな時間に帰るの

OKですので

ぜひぜひ少しでも自分の空いた時間をこの子たちのために使ってやってもいいかな、と思う方がおりましたら

出かけてやってくださいませ

私もまた出かけます。

場所：　〒253-0102
神奈川県高座郡寒川町小動341
社）ＵＫＣ　ＪＡＰＡＮ　湘南支部

最寄り駅：寒川駅または、茅ヶ崎駅より直通バスが出ております（バス停：小谷こやと）

駐車場有り

曜日：いつでも（特に平日はありがたいです）

時間帯：朝８：００～夜７：００くらいまでの間の、

みなさまのご都合のいい時間でお越しください。

作業内容：

●施設・シェルター清掃

●保護犬たちのお散歩

●保護犬・猫たちの食事・コミニュケーション等です。

服装：　雨天時は、カッパ等汚れても良い服装でお願いします

くわしくは

↓

ここをクリックしてください

家に帰ったらハリーが玄関先で出迎えてくれましたけど

シェルターの子たちと比べるとなんと清潔で、まあ、なんというかおぼっちゃまというか・・・。

こんなにハリーがきれいにみえたことはありません。

「あの子たちも大半の子には、かわいがられたかわいい子犬時代があり、こんなに清潔な、おぼっちゃま、おじょうちゃま時代があったのかもしれない。なのに今ではシェルターの檻の中にぽつんと座っている。一頭一頭それぞれ事情はあるにしろ、なんでこんなことになったんだろう」と思いながら、私はちゃんと責任もってあんたが死ぬまで面倒みたるからな、とおもうのでした。