「見えにくいもの、伝えにくいものを伝える」知的障害者サッカー取材プロジェクト

「ジャーナリスト・ワークショップ」 の第2回のアンケートをいただいた。
様々な意見を拝読したなかで、

事前の情報が遅い、少ないと言う声をたくさん頂いた。
その通りだと思う。真摯に受け止めたい。





知的障害者サッカー、本当に情報は少ない。

ウェブを検索したくらいでは、あまり出てこない。
それだけ今まで伝えられていない、という証左だろう。
そして、我々運営も現場に行って初めてわかったことがたくさんあった。
ワークショップの会場がどこなのか、時間はどれだけ取れるのか、等々。


日本ハンディキャップサッカー連盟が

あれだけ協力してくれたにもかかわらず・・である。


でも、現場はそういうモノかもしれない。

何が出てきても、何も出てこなくても、臨機応変。文句言っても始まらない。
既に情報がふんだんにあるならば、もう誰かが伝えているということだし、
それならば、なにもワークショップをやって、取材する必要はない。


我々は、出し惜しみはしないが、
今後も必要最低限の情報しか出さないし、出せないと思う。
一生懸命情報を集めてわかる分しか、事前のアナウンスはしない。


なぜならば、プロとして仕事で取材をしている人は
限られた情報を元に、そこから先は自分で集めているからだ。
情報がたくさん無いと取材ができないならば、
自分で現場を動き回って情報を取りに行けばいいし、
それが他人に書けない記事や誰も撮れない写真につながっていくのだと思う。





果たして何人の参加者がそれを実践できたのだろう。

何人が体当たりでぶつかっていったのか。
一部の参加者には、その熱意と行動が本当に感じられた。しっかり覚えている。

しかし、集合時間の20分も前に、早々と取材を切り上げていた人もいたし、

現場で待機しているファシリテータに対する質問も、あまりなかった。


日本ハンディキャップサッカー連盟が

プレスパスを出した意味や重みをもっと感じて欲しい。
そして、

それを胸から下げているからには、報道の人間として行動を律したい。
自分がどう見られているか、それこそ空気を読む、ということ。





このワークショップは、
最終的にはメディアに記事を載せて、「知的障害者サッカーを伝える」ことを目指す。
それは、少なくとも遊びではない「仕事」なのだから。

皆さんはそれができる、そう思っています。