市場原理と政治 | 就業規則作成の社会保険労務士越山優のブログ~地球より愛を込めて~

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就業規則が得意な江東区の社会保険労務士越山優のブログです。人事部のパートナーとして就業規則やテレワーク(在宅勤務など)に注力。主な活動範囲は江東区、中央区、千代田区、港区、品川区、渋谷区、新宿区、目黒区、墨田区、江戸川区、豊島区など東京と近郊県です。

①仏ルノーが次世代新型車クリオ4を人件費の安いトルコで生産する計画を発表

②仏政府・議会が反発(ルノーは金融危機後に政府から30億ユーロの支援を受けていた)

③サルコジ大統領がゴーン社長を直接説得

④ルノーは一部をフランス国内で生産し、雇用維持のため努力する考えを示した


以上のような報道がありました。


ひょっとしたら出来レースかな・・・と思いましたが、似たようなことは今後日本を含め各国で行われるでしょうね。

米オバマ大統領が金融機関経営者の高額報酬に苦情を言うのも、これに近いお話です。

日本ではどうなんでしょう。


経済は市場原理だけで考えると時に労働者に冷淡な一面を示します。

だから政治・政策が存在し微調整をするわけです。(労働法も含まれます)

このバランスが絶妙でないと、企業が本気で国外に逃げ出したり、国内に残っても経済成長ができなかったりするんですね。

日本ではどうなんでしょう。


経済の専門家でないから、『多分』です。

経済は本当に難しいですね。