財務省財務総合政策研究所「我が国の経済・地域の構造変化に関する研究会」の報告
概要部分だけなので、読みやすいです。
気になった箇所を抜粋します。
『製造業はこれまで好調な世界経済の恩恵を受けた生産増と効率的生産方式により生産性向上を維持したが、一方、サービス業は、リストラを通じて生産性向上を図ったことを示している。
そのうえで、サービス業には未だ生産性向上の余地があるので、人材育成、組織変革などの無形資産に対する投資が可能である』
『今後も生産年齢人口比率が低下する人口オーナス(重荷)の時期は続き、この時期は貯蓄取り崩し主体の増加により経済軟化をもたらすため、1人当たりの生産性を上昇させ供給力を高めるべきである』
労働問題、労務管理は個別企業にとって重要な要素であることが分かります。
同時に、社会全体を見ながら労務管理を行うことの必要も示していますね。