犬の爪は伸びるの?犬の爪きりは必要?いつするの?

 

実際にボーダーコリーを室内で飼っている私が、どのような頻度で、何をしているのか書いてみます。

 

まずは結論からです。

 

犬の爪は伸びます。ですので、爪切りは必要です。

 

爪切りの頻度は、運動量や散歩の長さで爪の削れる量が違うため、ズバリとは言えないです。

 

では、いつするのか?

 

その判断は「ある音」でしています。

 

それでは詳しく書いていきます。

 

 

犬の爪きりは必要?

 

犬の爪切りは、愛犬の足の健康と快適さを保つために重要なケアの一環です。

 

正しい方法で爪を切ることは、怪我や不快感を予防し、犬の運動能力を維持します。

 

以下に、犬の爪切りに関する基本的な情報と手順を説明します。

 

 

犬の爪切りの必要性

犬の爪は自然に成長し続けます。

 

しかし、長い爪はいくつかの問題を引き起こす可能性があります。

 

長すぎる爪は次のような問題を引き起こす可能性があります。

 

 

  1. 歩行時の不快感: 長い爪は地面に触れ、歩行時に足に負担をかけることがあります。これは犬の快適な歩行を妨げます。

  2. 怪我のリスク: 長い爪は折れたり、地面に引っかかることがあり、怪我のリスクを増加させます。

  3. 足の形状の変化: 長期間にわたり、長い爪は足の形状に変化をもたらす可能性があります。

 

 

犬の爪切りの方法

 

犬の爪切りは慎重に行う必要があります。以下は基本的な手順です:

 

  1. 爪切り用の道具の準備: 適切なサイズと種類の爪切りを選び、獣医やグルーマーからのアドバイスを受けることをおすすめします。

  2. クイックを特定: 犬の爪にはクイックと呼ばれる血管と神経が通っています。クイックに近づけないように気をつけましょう。

  3. 爪の切り方: 爪切りを犬の爪に垂直に沿って慎重に挿入し、クイックから適切な距離を確保しながら切ります。

  4. 不安を和らげる: 犬が不安に感じることがあるため、爪切りのプロセス中にご褒美やほめ言葉を使ってリラックスさせましょう。

  5. 獣医やグルーマーの助け: 爪切りが難しい場合、プロの獣医やグルーマーに助けを求めることもできます。

 

 

犬の爪切りは定期的に行うことが重要です。爪の長さや成長速度は犬種によって異なるため、愛犬の特定のニーズに合わせてケアを行いましょう。

 

 

実際に飼っているボーダーコリーの「ラン」の爪のお手入れ

 

 

 

毛が長いくて隠れていますが、毛をめくると爪が出てきます。

 

 

 

 

このぐらいの爪の長さで、ある音がします。

 

その音とは、歩いた時に「チャカチャカ」と爪と床が接触している音です。

 

この音が大きくなったとき、爪を見ると長くなっていることがほとんどです。

 

そのタイミングでいつも爪をカットしています。

 

 

 

これは爪切り後の写真です。

 

これぐらいの長さですと、ほんのわずかしか音がしません。

 

多分ですが、床と接触している爪が1~2本だからだと思います。

 

これはわかりやすい目安となりますので、ぜひ参考にしてください。

 

爪をカットする場所ですが、赤い血管が通っているところから、2~3mmぐらい離れたところを目安にしています。

 

1度でカットせずに、爪を丸くするイメージで3回くらいカットしています。

 

ランの場合は爪が白いのでわかりやすいですが、中には爪が黒くて血管が見えない場合もありますよね。

 

その場合は、やはり歩いた時に「チャカチャカ」と音が大きくなってきたら、少しずつ爪をカットして、歩いた時の音の様子を見ながらカットしていくことをおすすめします。

 

完全には音が無くならないので、くれぐれも切りすぎにはご注意ください。

 

 

爪切りの頻度

 

爪切りの頻度ですが、これは犬によっても、生活環境にも左右されますので、完全に参考程度と考えてください。

 

ランは爪が伸びるのが速いと思います。

 

しかしそれは、爪が削れる要因が少ないからかもしれません。

 

ランは、ボーダーコリーですが散歩が嫌いです。ですので、アスファルトや舗装された場所をあまり歩きません。

 

ほとんどは、土や芝生や草むらの自然の中を走り回っています。

 

それでなのかはわかりませんが、3週間に1度のペースで爪をカットしています。

 

 

足の裏の毛のカット

 

爪切りのついでに行っているのが、足裏の毛のカットです。

 

ボーダーコリーは毛が長く伸びるのですが、それは足裏も同じみたいです。

 

この足裏の毛が伸びると、とても困ったことがあります。

 

それは室内で滑ったり、転んだりしやすくなることです。

 

ランは走って止まろうとして、そのまま滑って「スーッ」と壁にぶつかったりします。

 

ですので、いつもカットしています。

 

バリカンでもできるみたいですが、私はハサミを使っています。

 

 

 

 

こんな感じで肉球の間から毛が伸びています。これは滑りそうですよね。

 

 

 

 

こちらカット後です。

 

とてもくすぐったいのか、時間をかけるとカットできません。

 

足裏の毛のカットはそこまで頻繁にカットしなくても大丈夫です。

 

大体、2ヵ月に1度ぐらいだと思います。

 

 

まとめ

 

犬の爪は適切な長さを保つことによって、ケガも少なく快適に過ごすことができます。

 

犬によって爪の伸びる速度や、生活環境で爪切りの頻度は変わりますが、定期的にカットすることは必要なことです。

 

犬の爪の適切な長さを維持することは、彼らの足の健康と快適さに大きな影響を与えます。愛犬の生活を豊かにし、怪我や不快感を予防するために、定期的な爪のケアを怠らないようにしましょう。