今から約4年前


私がコーチングを勉強し始めた頃、実践練習の為にある方に私のコーチングを受けて頂いていた事があります。当時の私は「コーチング」という物を学び始めたばかりでしたので、電話でコーチングを行うにも、ドキドキで、手の平や脇の下、背中にも汗を掻きながらコーチングをしていました。



” 学んだ事をそく実践して学習していきましょう! ”


よくそのように言いますよね。 私もセミナーに参加した方には「コーチングは実践あるのみです」なんて事を言ったりしますが、


【 言うは易し 行うは難し 】


ですよね!


コーチングを学び始めたばかりの方や実践経験の少ない方はきっと、

「 ”コーチングは実践してそこから学ぶ事が一番です” なんて言われても、どのようにやったらいいのか手探り状態で分からないよぉ~。コーチングの経験がたくさん有る人は ”実際にやってみてそこから学ぶ” と言う事をいえるけど、コーチング初心者にはそれすらどうしたらいいのかが分からないんだよ!!」

と思うでしょう。


事実、私もそうでした。


実践しなきゃ!  体験しなきゃ!


と思うばかりで、いざ 実践してみると、何を聴いたらいいのやらでパニックになり、頭の中が真っ白になっていました。


そこで、私がコーチング初心者の頃に実際にやっていた事をご紹介しますね!


それは、「どんな事をコーチングの時間中に聴くのかを書いたメモを目の前においてコーチングを行う」ことです。


私が当時書いていたメモには、

【 下記の7つの要素はコーチングに盛り込もう! 】 

という題をつけて、横15cm×縦25cmのメモ用紙に


1)調子はどうですか?

 ・精神面

 ・健康面

 ・私生活上の変化


2)何か変化はありましたか?

 ・発見

 ・成長

 ・視点


3)何か成果はありましたか?

 ・目に見える成果

 ・目に見えない成果

 ・目標達成の進捗度


4)自分で満足している事はなんですか?

 ・行動

 ・物事への対処


5)現在直面している問題及びジレンマがありますか?

 ・将来発生するおそれのある問題

 ・現在の問題

 ・チャンス

 ・疑問点


6)コーチにどのようなサポートをして欲しいですか?

 ・話を聴く

 ・理解を示す

 ・クライアントにチャレンジする


7)次のセッションまでに実現したい事は何ですか?

 ・行動力

 ・結果

 ・シフト


と書いておきました。


当時の私はこのメモを見ながら、上記の青く太字にしている事をコーチング中にクライアントに投げ掛けました。


なんだか、


【 レールに沿った教科書どおりのコーチングで本当のコーチングではない 】


と感じる方も居るでしょうが、最初はこのやり方で十分でした


レールに沿った教科書どおりのコーチングでも、クライアントさんは様々な気付きも出てきましたし、自分自身も【練習の身】でしたから、このメモにはとても助けられました。


よくよく考えてみると、私の今のコーチングセッションも必ず上記の7つの内のどれかが入っていますからね。


今は、メモを見ながらコーチングをすることはありませんよ ( ^0^ )



これからコーチングを実践してみようと思っている方は是非、試してみてください。


何を聴くのかをメモって置くだけでも、精神的にゆとりが出てきますよ!







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