侠客と民族主義者

 侠客を好み、民族主義者を嫌ったのは三島由紀夫(1925-70)も同様であった。三島由紀夫は侠客の安部譲二(1937-2019)と親交を結んだが、盾の会の会員が資金源を求めて民族主義者に接触した時には激怒した。