中国人はよく命をかけてがんばりますとか
言います。


インプロビックの中国人スタッフである蔡くんも
よくそのように言います。


でも、実際には命をかけていません。



寝るのは12時で、朝起きるのも8時くらいだし、
8時間寝て、そして、命をかけていると言っています。


私はこれで、よく命をかけるって言えるなと思いました。

命をかけると簡単に言うけど、実際に「命かける」の意味わかってんのか?
って思いました。


どのくらいがんばれば、命をかけると言えるのか
私なりに考えました。


いろいろ本を読みました。


すると、松下幸之助先生のある言葉がこの疑問の答えとなりました。


それは、

「あなたはしょんべんが赤くなるまでやっているか?」

という言葉でした。


がんばって働いて、もうこれ以上できない、
5日間寝ていない、体が疲れて、もう死ぬというくらいの
レベルにまで達すると

しょんべんが赤くなるらしいです。

そのくらい、あなたはやっていますか?
という松下幸之助先生のメッセージにかなり引き付けられました。


なぜこんなことを言っているのかと言いますと、
実は2年前の私がまさにこの状態だったからです。


今やインプロビックの社長になりましたが、
当時、専務取締役の網倉博に、いつも


はい、命をかけてがんばりますと
言って、網倉に毎日メールでやる気をみせていたのです。

毎日、情熱を語り、何もできない自分ですが、
命をかけて、がんばりますと言っていたのです。


しかし、今考えてみると、
当時、ものすごく頑張っていましたが、

(毎日5時起きて、中国レポートを書いていた)

命をかけていたかというとそうではありません。

命なんか全くかけていませんでした。


今、中国人スタッフから命かけますと言われて、
当時の私を思い出してしまったのです。


これは、私が以前、網倉にいっていたことだから、
よく分かります。

当時、網倉も私がこのように言っているのを聞いて、
本当に、今の私が感じているように感じていたと思う。



口では言うのは簡単ですが、それを実行する人は1%もいない。

この事実に気がついて、私は簡単に命をかけるとか言わないように
しようと思った。