ブログネタ:寝るとき下着つける? 参加中私はつける派!
本文はここから44のおっさんは下着をつけて寝ますよ!
トランクスと温か素材のTシャツですが何か?
興味ねぇかぁ。
スマソ。
世にインベーダーゲームが誕生したころ、僕の住んでた田舎町のショッピングセンターにも2台ほど設置された。 しかし僕はまだ小さすぎて1日の小遣いが50円だったので、1ゲーム100円はあまりにも高価すぎる遊びであった。 さらにそのとき通ってた小学校の朝礼でインベーダーゲーム禁止令が発令された。 真面目な学童だった僕はそれを素直に受け入れ一切プレイすることはなかった。 ごくたまに8歳上の兄がショッピングセンターに連れて行ってくれて、兄がゲームするのを背伸びしながら画面を覗きこむ(※1)のが精いっぱいだった。 そしてその心ときめく電子音と敵をやっつける爽快感をイメージに焼き付ける。 当時インベーダーゲームは大ブームだったのでガチャガチャの景品にもインベーダーのキャラクター消しゴムがあった。 その頃ガチャガチャは1回20円程度だったので僕は駄菓子屋に行ってはインベーダーのガチャガチャを回し続けた。 そしてゲットしたインベーダー消しゴムを家の床に並べて、臨場感たっぷりに遊ぶのである。 「キー、コキュン。キー、コキュン。キー、コキュン。ズゴゴゴゴン。」
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(※1)当時のアーケードゲームと言えばアップライト型が主流だったので、身長の低い子供には背伸びしても画面の下の方が見えない。 実際その時の僕も画面の下の方が見えなかったため、弾を撃ち出している自機キャラクターを認識したのはしばらく後になって、数年後発売されたゲーム雑誌の昔のゲーム特集で取り上げられた画面写真でだった。 それまではトーチカ(敵の弾を避けるブロックのようなもの)から弾を撃ち出しているんだと思い込んでいた。
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インベーダーゲームのブームに乗って電池とぜんまい仕掛け(※2)で手のひらサイズのおもちゃが発売された。 僕の心は激しくときめいた。 「これさえあれば学校で禁止されているインベーダーゲームを家でプレイすることが出来る!」
1000円くらいしたであろうか。 どうやってそのお金を捻出したかは定かではないが、おそらく貯めていたお年玉をはたいたか、親に”一生のお願い”を使って懇願したのか、とにかくその手のひらサイズのインベーダーゲームをゲットできた。 嬉しくて何度も遊んだ。 近所に住む幼なじみのあきお君を呼び寄せて一緒に遊んだ。 あきお君も何度も遊んだ。 一回交代で何度も何度も遊んだ。 そして一つのアイデアが2人に生まれた。 「学校の友達を呼んで1回10円でプレイさせよう。」 僕らは学校の友達に口コミで家に誘い3人ほどの集客を得た。 友達の少ない僕にとっては自分の家にそれだけの友達がやってくること自体が大フィーバーだ。 しかも彼らはうちのインベーダーゲームを楽しんで現金を落としていってくれる。 なんて気持ちのいいビジネスなんだ! 1台しかないインベーダーゲームを3人の顧客がプレイするのだから順番を決めるために新聞の折り込みチラシの裏に友達の名前を書いてプレイ回数に応じて正の字を書いていくことにした。 他の子のプレイを待つ間ひまだったらコロコロコミックを読んでもらうという戦略も見事にはまった。 インベーダーゲームは大好評。 本物のインベーダーゲームを絶たれた彼らにとっては、ぜんまい仕掛けの小さなインベーダーゲームでも大満足だった。
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(※2)電池でキャラクターと弾を光らせて、キャラクターの動きはぜんまいが巻戻る力で左右に動く。 電子効果音など一切なし。 ぜんまいのジージー音とプラスティックの擦れる音がするだけ。 敵からの攻撃や侵略など自軍の負け判定はあったのかは覚えていない。 ぜんまいが切れたらゲーム終了としていたような。
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僕のインベーダーゲームに対する記憶は、この絶頂感をピークにその後がほとんど思い出せない。 所詮子供のおもちゃなので数十回プレイするとぜんまいがおかしくなり、動きがおかしくなっても無理矢理遊んでもらっていたんじゃないかと思う。 とにかく僕らのインベーダーゲームビジネスは1日で終わった。 その後日、噂を聞きつけた別の友達もインベーダーゲームをやりたいと家に来たが、壊れかけたインベーダーゲームをやっている彼を横目に、僕は漫画を読みながら生まれて初めてのビジネスの終焉を感じているのであった。
