子育てというものをしていて初めて気づいたこと。
たくさんあるけど、生まれて、
まずつまずいたのが「母乳問題」。

完母が当たり前
母乳はみんな出るもの
初めは吸えない
やってるうちにできる
あきらめないで

何回、何人の人に言われたことか。
言われるたびにプレッシャー。
諦めたら後悔するかもなんて、変なエゴが出てきて、終いには吸えず泣く子供、つられて泣く母親。
寝れてないストレス、うまく飲んでもらえず焦って、余計上手くいかない。

血が滲むような努力というが、本当に血が滲む。
それでも

みんなそうよ
それを乗り越えるのよ

助産師さんに「そこまで頑張らなくていい」
そう言われた時正直ホッとした。

その後も吸い方を忘れないように吸わせてはいたものの、哺乳瓶に慣れてしまって完ミで育てているが、とにかく元気だけは取柄と言っていいほど元気。

当時は「母乳じゃないから、体が弱い子になったらどうしよう」と考えたけど、今のミルクは母乳に近いというのでそれを信じることにしていた。

母乳をあげなかったことを、後ろめたく感じることは今でも多々ある。

例えば、友人のSNS。
母乳をよく飲んでくれます。
そんなワンフレーズも、微笑ましく思う自分と、ああわたしは諦めたからなぁと思う自分。

考えすぎと言えばそうなのだけど、こういう気持ちを抱いているのは多分わたしだけじゃないと思う。

独身だとわからない、地雷。
その逆もあるけど、思いやりなんて可愛い言葉じゃそこは乗り越えられないから。
色んなところに地雷はあるのだと、日々痛感。

なるべく踏まないように努力しよう。