中国、食うぞ、飲むぞ -46ページ目
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中国人も健康志向?

 空太郎はのん兵衛です。毎晩、飲みすぎ、食べ過ぎで、翌朝はお腹が空かないので、コーヒーのみ。昼間はお腹は空くものの、時間がもったいないので仕事場で口にできるようなものしか食べません。

 北京に来ても、いまのところは同じです。同僚の中国人に誘われれば、断るわけにはいかないのですが、北京の人はドライなのか、誘ってきません。

 それをいいことに、空太郎は昼食代わりに食べたことのないスナックやお菓子に挑戦してみることにしました。

 まず、第一弾はこれ。


トーストブレッド表


 食パンを薄く切って、味をつけて油で焼き上げたものですね。ガーリックトーストと作り方は同じではないかと思います。英語の表記は「TOAST BREAD」です。

 原材料は小麦粉、バター、砂糖、脱脂粉乳、食塩、調味料、それにそれぞれのフレーバーの粉。

 日本に似たようなものがあるとしたら、明治製菓の「コパン」ですね。空太郎は個人的にはコパン大好きです。

 

 さて、味は3種類あって、①トマト味②アーモンド味③海苔味です。まずはトマト味。


トーストブレッドトマト味


赤い粒々がわかりますか?。

食べてみるとトマトの酸っぱさが若干強め。

それが全体の味を決めており、いまひとつ。


次は海苔味。


トーストブレッド海苔味


封を開けると確かに漂う、怪しい海苔のにおい。

そう、あのすし屋さんで巻物を握る時に薫ってくる「あれ」とは似てもにつかない代物。

しいて言えば味付け海苔のしょうゆをもっとたっぷりつけた感じ。見た目にはかすかに緑色の海苔の粉が見受けられるだけ。

食べると海苔の存在感は希薄。ま、話の種ですね。


最後はアーモンド味。これが一番まともです。食べた感じもうっすらとしたバターの香りで、おいしいじゃないの。

このシリーズではこれが花マルですね。


全体的な印象は、軽い食感で、ジャンクフードに入れるのはちょっと違うかな。

実際、このスナックのパッケージのイメージキャラクター(形象代言人というそうです)の女性はスケートボードを担いでいて、箱の裏面ではそれに乗って颯爽と(はしていませんね。どう見てもへっぴり腰)しているのです。


トーストブレッド裏



健康にいいということなのでしょう。

中国語はまともに読めませんが、カロリーカット、健康によいと書いてあるし、さらには「防腐剤を含んでいません」というマークまであります。



トーストブレッド防腐剤なし表示



でも、するってえと、多くのスナックには防腐剤がたんまり入っている?ということでしょうねえ。

おおこわ。これからそういうお菓子も食べることになるのでしょうか。

「握り力」が足りない寿司


北京での勤務先は郊外。一方、住まいは街の中心部にすることにした。

だから、仕事帰りに、いっぱい引っ掛けて帰るという日本的やり方も可能。あとは、その趣旨にマッチするお店を探すことだ。理想は日本料理屋だ。がんばって探すしかない。

手始めに、地下鉄13号線の五道口駅周辺から物色する。今夜は「一心五道口店」に行く。この「一心」、北京語言大学と北京師範大学にお店があり、これが3号店。今年に入ってできたばかりの新しい店だ。

一心五道口店

目抜き通りからやや奥まったところにあって、目立たないが、店は新しく、清潔そう。

店の扉を開けると、いきなり店員(板前たちも含めて)たちの、「いらっしゃいませ!!」の威勢のいい声。おっと、これはまるで日本。やった日本語の通じる奴らがいるじゃん、と夕べの中華で痛めつけられた心の傷を癒せるかと喜んだのもつかの間、実は、店員は全員中国人で、日本語は「いらっしゃいませ」のほか、数種類の言葉を丸暗記しているだけ。

やっぱりなあ、といささか落胆。

気を取り直して、メニューを見る。

ここのメインは寿司。それにアラカルトと鍋物、おでんなんかもある。品揃えはGJRそのものだが、郊外だけあって市内中心部よりも安い。これで味さえよければねえ。

店のつくりは、寿司ネタを入れるガラスのショーケースに面して、カウンター席が延び、あとはテーブル席。

最初、空太郎が入った時は三分の入りでしたが、あれよあれよという間に満席になってしまいました。すごい人気店なんだ。あるいは、空太郎が、客を招いたのかな?。

実は空太郎は、複数の常連店の大将から「空太郎さんは異常なほどの招き猫。店が閑散としている時に、空太郎さんがいらっしゃると、あっという間に大混雑になって、仕事はてんてこ舞いになる。どうしてですかねえ」といわれるほどなのです。自分でもわからない不思議な超能力があるのかなあと思うこともあるほどです。

さて、ショーケースに並ぶ、寿司ネタを見ます。マグロに、蛸、イカ、鯛、うなぎ、玉子、それに北寄貝まであります。

一心カウンター

が、食指が伸びるものはひとつもなし。みんな冷凍物ですからね。刺身に飢えてしまっているならまだしも、さすがに北京に来て、まだ5日目です。

さっさとあきらめ、加工巻物類を食べることに。こういう時、外国の日本料理屋の方が、巻物の種類は多いのが相場です。外国人(日本人以外と言う意味ですが)の方々は、刺身のよさを知らないので、刺身を加工し、マヨネーズを筆頭にいろいろな調味料であえたねたを巻いた巻物が好きというのが一般的。そうです、この方が安くて腹が膨れるという効果もあるのでしょう。開店記念で、寿司だけは半額というのも引かれ、空太郎もカニマヨロールというのを頼んでみました。

出てきたシロモノを見てびっくり。

一心のカニマヨ巻き01

 カニカマをマヨネーズであえたものを海苔とサラダ菜で巻き、その外側にご飯をまいて、仕上げにとびっこをひとかけしてありました。それ自身は想定の範囲内でしたが、問題はその巻き方。寿司というのはシャリを適度な力で握ったり押したりして、整形したもので、片手に持って、しょうゆをちょっぴりつけて、口に持っていくというスタイルですが、この巻物、まったく力が入っていないのですよ。手に持ったら、シャリがぼろぼろと崩壊してしまう。

一心のカニマヨ巻き02

衛生面で問題があるので、はしでつまみあげるのですが、これ、なれない外国人には無理ですな。味は悪くないというか、フツーのマヨネーズ味で問題がないだけに、もっとしっかり握りなさい、といいたい。

空太郎はカウンターに陣取り、寿司を握っている板前さんを眺めていましたが、シャリを握る仕草でその力不足は一目瞭然。うーーん。

まずかったわけではありません。ガメ煮やアボガドサラダはおいしかった。

ただし、日本酒に見るべき銘柄はなく、結局、ビール一本でした。酔っ払いの空太郎が夕飯時に、ビール一本?。所変われば・・・・・・。

ただ、雰囲気はいいし、衛生面はまずまずだし、値段はお約束の安さ(もちろん100元未満)。きっと、相対評価をすればいい店なのかもしれません。

コンビニ看板パクっても・・・・


 空太郎もようやくホテル住まいから脱出して、マンション住まいになりました。

 生活にも少し慣れてきたかな。

 さて、今日は、初めてセブンイレブンに行きました。行きたかったのではなく、一緒に食事に連れて行ってもらった帰りに、知人が「近くにセブンイレブンあるよ。よかったらのぞいてみたら?」と言われたのです。

 そこで、つい足が向いてしまいました。


北京のセブンイレブン


 確かに店の中にはおでんもあるし、おにぎりも並んでいる。味の方の分析は後日するとして、なるほど、この手の日本食が恋しくなれば、ここにくればいいのね。

 しこたまおでんを買って、部屋に戻って温めなおし、持ち込んだ宝物の純米吟醸酒をいただく、っていうのも悪くないよね。

 なんて思いながら、とりあえず何も買わずに帰りました。

 聞くところによると、セブンイレブンはどんどん出店しているらしく、ありがたいことです。

 なにせ、市内見物で街を歩いていて、のどが渇いたり、小腹が空いた時に、こちらにも食料品店がいくらでもあるのですが、食指が伸びる食い物なし。ミネラルウオーターも「ひょっとしてこれ賞味期限切れなんじゃないのかなあ」と思わせるほどほこりをかぶっていることはザラなんですよね。

 だから、是非、コンビニ(中国では便利店)が増えてほしいと思うのです。

 そんなニーズに応えてか、セブンイレブンをパクったとしか思えない店を見つけました。色とデザインすべて同じです。

 目の悪い空太郎は、「あ、ここにもセブンがある」と近づいてみて、はじめてパクリとわかりました。

 犯人は韓国企業ですね。申し訳程度の小さな文字で「グリーンツリー」と書いてありました。


北京のパクリコンビニ


 店に入ってみると、中身はまったく違います。おでんもおにぎりも、さらには日本系のお菓子なども全然ないのです。品物の八割はハングル文字のみ。仮にセブンと思って入ったって、なんだ、と思って何も買わずに帰るだけです。

 それならなんでパクるんだろう?。偽ロレックスならだまされた客が買ってくれて、売った方は大もうけだけど。

 空太郎がない頭をひねって考えました。そして、韓国人系の人々相手の便利店を開こうと思ったある経営者が、看板のデザインに手間とコストをかけたくなくて、セブンのデザインを無断借用してしまったのではという推論に達しました。

 皆様はどうお考えになりますか?。もっと、「なるほど」というご意見があればコメントくださいね。

中国飯、食いっぱぐれ

空太郎は今夜もお約束がない。まだ、来たばっかりだからしょうがない。いずれ、毎日のように会食を入れることになるが、当面は一人で食事をするしかない。まだホテル住まいだから、自宅で料理というわけにもいかないし。

 そこで、ホテル近くの地下商店街の一角にあったファミレス風の中華料理屋の前に立つ。

退散した中華01


この店、入口に写真入りの料理が並んだ看板があるうえに、一枚紙のメニューが自由にピックアップできる。この看板とメニューをにらめっこして、目星をつけて店に入る。

座って、早速注文する。

「ビールを一本と、これとこれ」と料理は指差しでいく。

通じた。よかったあ。

ところが、若い女給は「それから?」という顔で空太郎のテーブルにはりついたまま。ファミレス風の店だから、注文は一度に受けるのが普通なのでしょう。メニューのお粥の欄を指差しながら何か言っている。「そのほかにお粥なんかいかが?」と言っているように見える。

 空太郎は困惑した。

「とりあえずビールと枝豆、それに冷奴を持ってきて。あとはまた、頼むから」というノリで頼んだのだ。ところが、「とりあえずその3品を先に持ってきて。次の注文は考えておくから」と中国語で言えない。言えないんだよね。

 通じないとなると、伝家の宝刀の英語が本能的に出てしまう。ところが、女給は英語がまったくわからない。そのうち、「わかった」という顔をして戻ってくると、出てきたのが英語のメニュー。英語のメニューがあるのだから、誰か英語がわかるやついるだろう、と「英語のわかる奴、連れて来て」と英語で頼むが、意味ぷーさん。最悪。

 ボディーランゲージでいろいろやっても、これは難しい。仮に「北京ダック」とか「蟹料理」とか「海老料理」だったら、鴨や蟹の真似でもして伝えることができるかもしれないけど、「3品を食べた後、次の注文をする」って体で説明できないよね。知っている人教えてください。

 悲壮感が漂ってくる。向こうも必死になってくる。何か一生懸命言っているので、ひょっとしたら筆談で対応できるかと思い、「この紙に書いて」と言って、書き落としてもらうが、日本人の知らない漢字が半分以上混じっていてお手上げ。

退散した中華02


ふう、とため息をついた後、空太郎は最後に「じゃあ、もういいよ」と肩を落として店を出て行ったのでした。中国飯食いっぱぐれの夜でした。前途多難。

いきなりやっぱり日本食

  2,3回、中華が続くだけで、さっぱりしたものが食べたくなるのが空太郎です。なにせ、日本では過去数年、週5,6回は和食。刺身と野菜物に極上の日本酒という生活をしていたのですから

 しかも、今夜は誰との約束もありません。そうなれば増して、一人で中華などいただけないし、結局、泊まっているホテルの2階にあった日本料理店「川」にいきました。

日本料理「川」

 20時を回っていたせいか、お店はガラガラ。寿司カウンターらしきものもありましたが、なんだか使っている気配がありません。店の一番奥に鉄板焼きカウンターがあって、白人系の方々が数名、食事を楽しんでいました。

 米国に駐在していた経験もあり、欧米人が鉄板焼きを好む傾向は知っていましたので、格別驚きません。しかし、牛肉をメインに、シーフードや野菜を焼いたあの料理を日本飯だと思われるのは抵抗ありますね。

 さて、空太郎はメインダイニングの4人席にドカリと座ってメニューを拝見しました。世界中どこにでもあるゼネラルジャパニーズレストラン(GJR)でした。刺身や寿司は字面だけ追うとうまそうですが、先週までのような極上の刺身がでてくるはずもなく、かつ高いのでパス。揚げ物などの脂っこいものも避け、一品50元以下の単品物を注文しました。

 その前にいただいたのがビール。中国といえば青島(チンタオ)ビールというのが日本人のステレオタイプ的反応ですが、北京では地元の燕京(ヤンジン)ビールが人気と聞いていたので、そちらをいただくことに。

 燕京ビール

 うーーん、日本のビールほど腰がしっかりしていませんが、米国の3大ビールよりずっと味がある気がしました。これならOKでしょう。今後も、ビールは燕京でいこうかな。

 さて、おつまみです。

 きんぴらごぼうは千切りがさらに細い仕上がりでしたが、まずまずの味。合格。

  冷奴は豆腐があやしいと思い、何もつけずにいただいてみました。うーーむ、やはり大豆のせいか、あるいはにがりのせいか、はたまた水のせいかわかりませんが、とってもまずいのですよ。味が。バツ。

  たこ酢は酢の具合もよろしく、わかめもしっかり入っていて、おいしい。胃袋がほっとします。丸。

  肉じゃがは野菜類は普通のラインナップでしたが、肉はしゃぶしゃぶ用のロース肉を転用した気配がありありでした。本来ならばら肉で、その肉から出てくる脂が味わいを深くするのですが、そういうものはなく、さっぱりしています。まあ、コレステロールを気にしている空太郎にとっては好都合でしたが。

  メインは秋刀魚の塩焼き。冷凍物を輸入して調理しているので、中国の怪しい魚よりずっと安心だから頼みました。出てきた秋刀魚は仕上がりの見た目は悪くありませんでした。ほぐした身もまずまず。うん、これなら食べられる、と納得して箸を進めたところ、臓物の部分がまだまったく火が入っておらず、どろりと液体が身に流れ出てくるのです。失格。小生は臓物が大好きなのですが、これではいただけません。

  秋刀魚の塩焼きを調理する時は強火で焼くとこうなるのですよね。じっくりと弱火から中火で芯まで火が入るようにしないとねえ。調理人不合格ですよ。

 さて、肝心の肴のお供のお酒ですが、やっぱり、どうしても日本酒が飲みたくなり、盛田(名古屋)の本醸造酒300ミリリットル瓶を頼みました。2000円!もしたのに、味は・・・・・。

盛田の本醸造酒

飲んだ私が悪かった。やっぱり、北京ではおいしい日本酒はないのでしょうか。金に糸目をつけなければあるかもしれませんね。こうなれば、北京の日本料理店を総なめしていい酒探すぞ。

タウナギ食った

 

中国についた翌日。昼間はマンション探しに明け暮れ、夜は早速、四川料理を食べに行きました。国貿近くの「俏江南」という高級店。四川は辛いというのが相場ですが、確かに目の飛び出るほど辛い料理もあるものの、焼けた口を和らげるピーナッツソースの野菜炒めなどがあって、バランスが取れていて、うまかった。

招待を受けたので、恥ずかしくて写真取れませんでした。

さて、その翌日。昼間からまたもや中華料理のパーティです。

ずらりと出てきたのは前菜の数々。写真がそれです。

照春園の料理

中央は醤油か何かにつけて味をしめらせた豆腐。日本にも九州方面でこういうのありますが、結構、あっさりしていておいしかった。

 あとは、海老の揚げ物、もやしの炒め物、赤かぶ漬け、豆腐スープ、レンコン、肉団子などなど。

 そしてメインは北京ダック。それに川魚のあんかけなどとともに登場したのが写真の一品です。

タウナギ料理

チンジャオロースのピーマンが茶色いたんぱく質物に置き換わったような・・・。いろいろ詳しい人の薀蓄が飛びましたが、要するにこれは川うなぎで「タウナギ(中国名は黄鱔、鱔)」というらしい。なんでどじょうじゃないの?と聞きたかったところですが、理由は不明。

 百科事典によると、「形はウナギに似て、全長70-80センチ。体色は黄褐色で、暗褐色の斑紋をもつ。鰓は退化し、呼吸は主として消化管でする。アジアの浅い池や沼の泥底にすむ。中国では食材として珍重される」とある。

 なるほど、珍重されているのだ。と早速いただく。

 うーーん。思ったよりもはるかにあっさりしている。細切りにしたタウナギを醤油と油で軽く炒めて、仕上げに片栗粉かなにかでとろみをつけたのかなあ。塩分も抑え目でとても軽い味わい。うなぎというと日本人は蒲焼をイメージして、脂の乗った奴を思いがちですが、これはやはりどじょうに近いのではないかしら。また、食べてもいい一品でした。

 ちなみに、その後、鮮魚売り場に行って、タウナギさんのご生前のお姿も眺めてまいりました。おねえさんが怖くて写真は撮れませんでした。残念。

さよなら日本のうまいもの その4 北京への機内で

いよいよ北京に向かうことになった。

仕事だから、ビジネスクラス。某日本の航空会社のビジネスクラス

(って、二社しかないじゃん。どうせばれるから。はいA社です)。

の席に座り、夕食をいただく。

最後の魅力的な和食だもの(北京でも日本料理はしっかりたべるだろうが)。

洋食か和食かだって?いわずもがなの和食。

先月も北京に行ってA社の和食をいただいたんだけど、

この夕方の便の和食。驚きの素晴らしさだった。

タイトルが「祝い膳」。

能書きをそのままいただくと、

「国際線就航20周年を記念して、晴れの日にふさわしい祝い膳でおもてなしいたします。

紅白と二重(20)をテーマに、おめでたい食材を用い、腕によりをかけて仕上げました」

おお、なかなか力が入っておるのお。で、でてきたのが、感動物の数々。特に素晴らしかったのが前菜です。

前菜

見てください。鯛の尾頭付の姿焼きですよ。空の上で。ほかにも、とこぶし柔らか煮。鱈子昆布巻き。

鮭絹田巻き。松型錦玉子、鈴くわい。手綱巻き、です。

ひえーー、のん兵衛にはたまりません。これで鯛が焼きたてだったら、ってそんなこと

望むなあほ。

メニューはこのほかに、小鉢(胡麻豆腐、ずわい蟹、蒸しうに、岩茸、銀餡)。

酢の物(あわび酒蒸し、わたり蟹、紅白なます、胡瓜)。

そして主菜はなんと金目鯛と真鯛の紅白煮。これまた想像してください。

まさに紅白の色のコントラストがすんばらしい煮魚です。

そして、この素晴らしい食事のお供はなんといってもお酒。

今回のラインナップはこれです。

機内酒

右が兵庫あわじのお酒、都美人の山廃純米。左が大分西の関の本醸造です。

日本酒にチョーうるさい空太郎としてはそもそも純米しか飲まないのですが、

そこはやむをえず頼みましたが、やっぱり西の関は失格でした。

都美人も山廃系があまり好みではないので、心配しましたが、まずまず

気になるくさみはなく、さっぱり、きりりとしたお酒でした。


空太郎はスローフード屋なので、この食事だとらくらく1時間以上

かかります。ところが、機内のほかの皆様はあっというまに食べてしまい、

空太郎が三分の一食べ進んだところで、ビジネスクラスの中はすでに

食後のくつろぎタイム。でも、空太郎はひるみません。

ゆったりと繊細な和食の素晴らしさを堪能したのでありました。




さよなら日本のうまいもの その3 懐石料理

 北京に行くにあたって、親が送別会を開いてくれました。

「何がいい?」と聞かれたので、迷わず、「懐石料理」と答え、

我が家の近くにある造り酒屋がやっている高級和食屋に連れて行ってもらいました。

蛍烏賊から始まってたくさんのおいしい物をいただきました。仕上げは

宮崎牛のグリル。うまかったなあ。思い出しよだれがだらりと出ます。

そんな中でも素晴らしかったのが、写真の前菜です。

まるで絵画のようでしょ?

赤座海老のマリネにカンパチの燻製、帆立と蝦蛄のサラダ仕立てに、

ズワイガニの酢の物です。一つ一つが凝りに凝っていて、食べるのが申し訳ない

くらいでした。特にカンパチを軽くスモークした燻製は初体験。

そのうえ、この店、地ビールも作っているのですが、いただいた季節のビールが

「燻製ビール」。スモーク臭がたまりませんでした。

まるで絵のような美しさ。懐石はだから好き

さよなら日本のうまいもの その2 焼き鳥

北京行きまであと一週間。今日は近所の焼き鳥屋さんに行きました。

中国では鳥インフルエンザが猛威をふるっていて、

とても焼き鳥なんか食べらないのではないかしら。

うーーん、つくねはタレと生卵をしっかり塗りたくっていただきました。

ささみは梅肉と明太子を乗せて・・・・・。

これにおいしい日本酒をちびちびやって、幸せな夜でした。

向こうで、生卵もだめだろうなあ。

とりのつくね ささみの梅肉のせ(右)と明太子のせ(中央)

さよなら日本のうまいもの その1

北京行きまであと10日ほど。日本酒と和食をこよなく愛する私こと、「空太郎」にとって一番さみしいのは生の魚を食べられる機会が減ることです。冷凍のまぐろはあるでしょうが、天然物、近海物の地魚はないよね、きっと。名残惜しげに「金目鯛」いただきました。脂がのって、舌のうえでとろけました。

見た目にも美しや、の金目ちゃん

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