
出演 キム・ヨノン(ソン・イェジン) キム・ジョンチャン(キム・ジュヒョク) チェ・ミオク(キム・ソヒ)
ソン・ソラ(チェ・ユファ) キム・ミンジン(シン・ジフン)
あらすじ
国会議員に立候補した夫ジョンチャンの告示当日、妻のヨノンも選挙の準備で大忙し。
その夜、高校生の娘のミンジンが帰って来ない。ミンジンから聞いていた友人の電話に連絡するも、
嘘の電話番号。
心配になったヨノンは娘が失踪しても選挙運動に集中するジョンチャンや、なかなか動かない
警察にしびれを切らし、一人で手がかりを探すことに。
やがて、ミンジンが遺体で発見される・・・。
選挙中に起きた失踪、そして遺体で見つかった娘・・・。
敵対する陣営の仕業か、はたまた身内の裏切りか・・・。
娘の死さえ、選挙に利用しようとする夫に愛想を尽かし、娘の真実を探るヨノン。
やがて、知らなかった娘の姿が見えてきて・・・。

きれいなお姉さんの代名詞であるソン・イェジン。
彼女がこんなに髪を振り乱し、なりふり構わぬ演技が出来るとは!!


ホラーかと思うほど、出血が多く暗い雰囲気なので、怖い方ご注意下さい。
サスペンスなので、ネタバレしません。
真実が知りたくて、娘のパソコンやスマホを隅々まで調べますが、思春期の娘のこと、
知りたくないこともたくさん出てきます。
そして、知らなかった本当の姿も・・・。
学校でいじめられていたこと。歌手になりたかったこと。
友人しか知らない娘の姿。
調べていると、出てくる人みんなが怪しくて、でも決定的な証拠がなく、中盤は少しイライラします。
しかし、動画を頼りにわかった真実が・・・。
これ以上は言えませんが、私は最後呆然としてしまいました。
真実を知っても、後味の悪い映画です。
もう一度観ると、そういうことかっ!と気付くことが多く、上手いな~と感心します。
ソン・イェジンが高校生の母であるという設定が、今までに観たことがなくて新鮮だと思いましたが、
親子のシーンはほとんどなくて、母親の姿は見ることが出来ませんでした。
しかし、母の心情で必死に娘の真実を突き止めて行く姿は、本当に狂気に満ちていて、
壊れていく母の様子が恐怖を感じるほどでした。
タイトルである荊棘(ばら)の秘密。
バラは女性を表わす名詞だと理解すると、登場する女性がそれぞれ棘のある秘密があり、
その触れてはいけない棘に触れると、ピンクのバラが突然深紅に、そして美しさが狂気に変わる。
そんなことを考えてしまいました。

ちなみに韓国語の原題では「秘密はない」、英語は「真実の裏側」というタイトルのようです。
日本のタイトルが想像力をかき立ててくれるので、私はいいなと思います(^^)
1時間40分位の短い映画ですが、長編映画を観たような気分になる映画です。

キム・ジュヒョクssi・・・新しい演技が観られないと思うと、本当に残念。
でも、どの作品でもあなたは生きています。