研究職の任期を終えた後、数年間は、研究所の向かい側に移転して来た阪大医学部にて
教授秘書を務めました。
ちょうど栄養学の研究室だったので、まさに私にとってツボでした

そこでは、このブログでも紹介しておりますCNC(臨床栄養研究会)の事務局も担当して、
阪大病院の管理栄養士さんと接する機会が増えました。
私が、管理栄養士のライセンスを持っていることを知ると、色々と勉強会やイベントにも
お誘いしてくださいました。
大学病院の管理栄養士さんたるもの、外来患者はもちろん、なんせ何百床という入院患者も
担当せねばなりませんので、かなり激務です。
色んな科がございますので、内科、外科関係の疾患について
何でも理解していなければなりません。
指導も患者様に対する個人指導、患者様の家族に対する集団指導となり
それぞれの環境、好み、体調などを上手に聞き出すコミュニケーションの力など
オールマイティな能力が必要になります。
相手に理解してもらい、それをさらに実行してもらうのはなかなか簡単ではないですが、
患者様と心が通じ、実行してもらえた時の達成感は何事にも代え難いとうことを
切々と語ってくださいました。
その話に心打たれた私は、次第に栄養士の仕事に興味を持ち、
栄養関係の書籍の執筆も手がけるようになりました。
市販食品成分表(医歯薬出版)栄養管理と看護(学研メディカル出版)
また、夏休みの子供の肥満特集の番組(MBS)にて、
子供の肥満対策についてのコーナーを担当したりしました。
そうこうしているうちに、2002年日韓ワールドカップ
が開催されました。当時のトルシエジャパンの専属栄養士だった、明治製菓の杉浦氏のスポーツ栄養のセミナーを
たまたま聞きに行く機会があり、スポーツ大好きな私はスポーツ栄養も
勉強してみたいと思いました。
色んなことを調べて行くうちに、日本のスポーツ栄養の草分けでもある
横浜マリノス専属栄養士の橋本玲子ダイエットコンサルテーションズの橋本玲子さんのことを
知り、いつしか連絡を取り合うようになりました。
彼女とは、米国栄養士学会でハワイにご一緒したり、横浜マリノスの新スタジアム発足式に
呼んでいただいたりと今も色々とお世話になっております。
この他にも全国の起業されている管理栄養士さんともセミナーなどを通じて知り合い
色々と刺激をいただきました。
管理栄養士と一口に言っても、病院、行政、企業、学校、研究施設、介護施設など
場所によって求められるものが違うので、業務内容もかなり違ってきます。
自分にはどういう所が合うかは、やはり自分にしかわからないと思います(笑)
私はこれまでの経験上、やはり専門知識を生かせる場所がいいと思い、病院関係に決めました。
研究職と違って、対細胞or遺伝子ではなく、対人間。
すぐに反応が返ってくるのが、なかなかいいものです

相手が人ですから感情があるので一筋縄では行きにくいこともありますが、
まあ、人好き、話好きな私には合っているのかもしれません。
現在は、フリーの管理栄養士としてお仕事しており、
透析&糖尿病クリニック、そして行政のお仕事、後は企業での特定保健指導、
各種イベントや講演、コラム執筆などにも携わっております。
数年前からは、アンチエイジングに関するお仕事にも携わっております。
これまで培ってきた、知識や人脈は、今の私には宝物です

お仕事していて感じることは、環境・・つまり周りの引き立てなども大切だということです。
実力があっても、自分を取り巻く環境が整っていないと、実力は発揮できません。
地運(実力)、天運(時の運)、人運 の3つが整って、初めて力が発揮できると思います。
恋愛も仕事も、自分が輝いていれば、媚を売らなくても営業しなくても
向こうからやって来ます(笑)これ、私の人生哲学です

私もまだまだ自分を磨かないといけないな・・とつくづく思います。
以上、とりとめのない文章になりましたが、この辺で・・・
私のサロンのお庭で、はいポーズ

こちらにもステキな情報がいっぱい!
こちらにもステキな情報がいっぱい!
