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11月8日(土)
 彼と私はロンドンが大好きです。前にも二人で小旅行しました(そのエピソードについては、また投稿します)。その際に、ロンドンはパリから割りと近いので、また来れるね!と話あったのです。
 私はロックが好きですが、前から、本場イギリスで、ロックコンサートが見たかったのです。そこで今回は、コンサートに合わせて予定を組むことにしました。調べてみると、スティーヴ・ウィンウッドが、今週末、ロンドン公演をするということがわかりました。そこで急遽、チケットを予約し、ユーロスターとホテルを確保しようとしました。ところがフランスは、連休のため込み合っていて、ユーロスターが取れませんでした。そこで、長距離バスのユーロラインズを予約しました。
 金曜の22時にパリを出発して、深夜2時頃、バスはカレーに着きました。そこでフェリーに乗船して海を渡りました。イギリス人が経営する船内で、軽食を取ったり、買い物をしたり、横になってたりして過ごしました。イギリスに到着すると、またバスに乗って、朝の6時前にロンドンに着きました。
 朝早かったので、ヴィクトリアコーチステーションから、ホテルがあるサウスケンジントンまで徒歩で向いました。
 それからホテルのロビーで仮眠をして、イングリッシュブレックファーストの朝食を取りました。私が特に好きなのが、白インゲンのケチャップ煮で、何度もお変わりしました。
 10時頃、紅葉がきれいなハイドパークを散歩しました。パリとは趣が違うイギリス式庭園を、彼は大変気に入ったようです。色々な品種の犬もいて、犬の品評会のようでした。
 公園を通り抜けると、ノッティングヒルゲートに着き、ポートベローのマーケットを見学しました。二人の目を惹いたのが、アンティークな感じの、ケーキサーバーやチーズナイフです。きれいなので散々悩みましたが、一呼吸してから決めようと思いました。それから他の店を覗いてみると、同じようなナイフがたくさんありました。どうも大量に流通しているようなので、買うのをやめました。
 お昼になると、地下鉄でサウスケンジントンに戻り、ヴィクトリア&アルバート美術館に行きました。そこのウイリアム・モリスの部屋で昼食です。私達はパリではあまり見かけない、ベジタリアンな感じのサラダを食べました。
 この美術館は大変広いので、今回はイギリス美術の展示室だけを見学しました。特に面白かったのが、昔の衣装を着てみよう!という企画でした。彼はシャーロック・ホームズのようなインバネスケープを試着したり、貴族のタイの結び方を試していました。私はコルセットやペチコートを付けて楽しみました。
 16時頃、美術館を出て、ナイツブリッジのハロッズに行き、彼にエジプシャンホールを案内しました。エジプシャンエスカレーターでは、テラスでオペラ歌手が、一般客に混じり、美しい歌声を聞かせていました。