友人一家をアペロ招待と旧車祭 | パリマダムの優雅な生活

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な~んてベタなタイトルは今や都市伝説。現実は、信じられない日常の、過酷なサバイバルの日々…

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【今日のひとこと】
(リアルタイム2024年8月現在)

「追悼アラン・ドロン」

 夏バカンス前半の滞在型バカンスを満喫中の今朝、
夫が、「今日のトップニュースだよ」
と言ってアラン・ドロンの訃報を知らされた。

ジャン・ポール・ベルモンド以来の
フランス映画界を代表するトップスターの幕引き・・・
長年病床に伏していたので、仏国民も覚悟はできていたものの
「その時」が来るとやはり感慨深いものがある。

晩年は病気&遺産問題で影を落としたけれど、
やはり戦後の銀幕の大スター ←言い方が昭和・・・
中学時代、当時の2大洋画雑誌「スクリーン」「ロードショー」を
毎月定期購読していたほどの洋画ファンだったので
アラン・ドロンが紙面に登場しない月はないほどの全盛時代だった。

とはいえ、彼の大ファンというわけでもなく、
彼の全映画を観たわけではないけれど、
初めて彼の映画を観て感動したのが「太陽がいっぱい」
彼の実際の不幸な青年時代と重なる影の部分が映画にマッチしていて
「美青年の翳り」が見事に演じられていた・・・・

ちなみに、夫の弟が実はアラン・ドロンに少し似てるのよね・・・

目元とか、、なので昔はかなりモテたらしい。

髪や目の色も、金髪碧眼の夫と違って弟は栗色緑目だし。
(フランスでは兄弟でも髪や目の色が違うのは一般)

以前、アラン・ドロンの遺産問題を「今日のひとこと」欄でご紹介した際に
「アラン・ドロンには2度会ったことがある」
と触れたことがある。
同ひとこと欄から一部抜粋して再度ご紹介すると以下の通り。

1度目は、昔東京の学生時代に、広告会社の博報堂本社でバイトしていた時。
その日、アラン・ドロンが博報堂本社に来る、というので
社内ではその話題で持ちきり。

玄関ホールに私達も繰り出して待機していたら
車を降りたアランが登場。ホールに入ると女性たちの歓声で歓迎。
ただそれだけでしたが、大スターをひと目見れて感激した思い出。

 2度目は、パリ在住&結婚後、ホテルリッツにて。
その日、ホテルリッツで夫とアフタヌーンティーした後ホテルを出ると、
ホテル前に沢山の民衆と日本のTV報道陣が!
「えっ?ワタクシ?」←んなワケないやろ

 何故か日本の報道陣がいたので報道陣の一人に聞いてみると
あのアラン・ドロンが来るのだとか。それも
当時存命の鈴木その子氏がホテルリッツでパーティを開き、
そのメインゲストにアランドロンが招待されていたのだそう。

 それは待つ価値あるかも、と他の民衆たちと待っていた時、
隣のアメリカ人旅行者老夫婦に誰が来るのか、と聞かれて、
アランドロンと教えたら、なんと、彼らアランを知らなかった・・・・
これには夫も衝撃。「どんな田舎から来たんやねん」と、、、、
夫が「フランスのクリント・イーストウッドですよ」と答えていたが、

それも違うかと、、、

 とにかく待っていたら1台の車がホテル前に現れ、
車中からコロンボみたいなよれたコート着たアランドロンが登場。
民衆に笑顔向けるでなく、手を降るでもなく
なんとも不愉快そうな面持ちで足早にホテルに駆け込むアラン。
 アランドロンの「日本でお金稼いでるけど日本には興味無し」は
巷の噂では有名で、この日のパーテイも余程不本意だったのだろう、、、

 なので、(遺産問題でもめていた)日本人女性との

スキャンダルニュースを見ても
アラン・ドロンが日本人と付き合うはずがない、
と思っていたら、やはりアランは

「彼女は僕が闘病中のただの付添人」と断言。
仏国民も「あの日本人女性は恋人ではなく看護人」で納得している。
大スターの最後の恋人が日本人女性であってはいけない、とでも言うように?

以前TVで、彼の資産は2億€=約300億円と言っていたが
25歳のサッカー選手エムバッパ(日本表記ではムバッペ)の
PSGとの1年間契約金308億円(3年間で928億円の契約なので)
より少ないって、なんかフランスの大スターとしては少なすぎない??
とも思うけど、それでも庶民からすれば桁違い。

 遺産問題で異議申し立てをしている子供の一人、
アンソニーの母親は女優のナタリー・ドロン。
「個人教授」に登場する名女優だけど、

フランスではさほど知られてないそう。
仏国民にとって、アランの最高の伴侶はミレーユ・ダルク、

ということになっている。が、別れた理由もちょっとね、、、、
そういえばロミー・シュナイダーとも婚約してたし、美女に囲まれた人生
やはり最後の恋人が日本人の一般女性では、物足りなかった??
↓左から、ナタリー、ミレーユ、ロミー


そういえば美人歌手ダリダとも、
セクシーに囁いた曲が大ヒットしてましたね。
アランの甘い囁きを聴きたい方はどうぞ↓


ハンサムなアラン、人間性はやや問題あり、
性格もいいベルモンドと比べられるが、両者の生まれと育ちが異なるので
そこは仏国民も納得済。

いずれにせよ、類稀なる美貌と演技のセンスで
素晴らしい作品を数々残してくれたアラン・ドロンに
多大なる感謝を込めて、心より哀悼の意を表します。

最後は彼が出演した映画「冒険者たち」の
海底埋葬シーンで使われた曲で彼を送りたいと思います。↓

 

 

 

 

フランスの日常生活と仏国内旅行から

それぞれ厳選した自己撮影のオリジナル画像を交互にご紹介しています。

現在は外国旅行記事は休止、仏国内の生活・旅行記事のみになります。

フランス生活編ともに、写真枚数が多すぎて記事がかなり遅れ、

近過去の写真になりますが、時系列に沿ってご紹介しているのでご了承下さい。

現在、写真をかなり省いてダイジェスト化し、遅れを取り戻すべく

しばらく月・水・金の週3で更新しています。

 

 

 

春の日本旅行から帰国後、

8月末から夫の故郷である北フランスに夏休み帰省し

8日間の滞在を終えてパリに戻った後も夏休みは続きます。

 

夏休み最終週末、9月第2日曜日は

パリ西郊外の私達が住む街から割と近くの町で

クラシックカーの小さなお祭りがあり、知人Cと一緒に出かけてきました。

 

その知人は夫のクラシックカーを整備してくれたC。

この時は知り合ったばかりで「知人」でしたが、

今では彼の親兄弟たちとも親交を深め、仲良しの友人になっています。

 

Cはパリの車業界では随一のエリート校を卒業し

ルノーのクラシック&スポーツカー部門を統括する「Renault Classic」所属、

各地の著名レース参戦のため、世界中を飛び回っています。

 

当時「知人」だったCがこの日初めて、

家族を連れて我が家に立ち寄り、テラスで軽くおやつタイム(写真なし)

 

この後一緒にお祭り見学へ移動。

Cの愛車ルノー5GTターボ↓

 

 

↑同車は愛好家も多く、ヤングタイマー族垂涎のスポーツカー。

愛媛のおもてなし極意の友人が赤青白の3台所有しています。

 

 

 

その隣には夫の好きなルノー11ターボが並びます。

 

 


 

 

 

私は流線形がお好み。

アルファロメオモントリオールとポルシェ。ポルシェはこの時代がベストかも。

 

 


 

 

 

シトロエンも結構いました。

最高峰のトラクションは言うまでもなく、

 

 

 

 

戦前のシトロエンたち

 

 


 

 

 

ロゴも古いです。

 

 


 

 

 

この展示はレストア会社の作品展のようなもの。

こんな風にレストアしてますパネルが一緒に添えられていました。

 

 

 

 

シトロエン、他には定番の2CVに

 

 

 

 

珍しいDSのワゴン

 

 


 

 

 

シトロエンロゴを使った遊び心

 

 

 

 

英国車ジャガーの戦前車や

 

 

 

 

オールディーズなアルファロメオ

 

 

 

 

会場には昔の巡査コスプレのおじいさま達もちらほら。

 

 

 

 

レトロなトラクターコーナーでは

 

 

 

 

お子ちゃま乗車体験でお子ちゃま興奮。

 

 


 

 

 

次回はこの続きと、

この日のもう一つ別の場所へのお出かけのご紹介です。お楽しみに・・・・・

 

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