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トイレの「色」を取り戻せ!!

最近、こんな調査結果が出ました。


量、固さ、色…日本人の約7割がうんちを流す前に毎回確認


>「トイレでうんちを流す前に確認しているか」聞いたところ、約7割(66.9%)が「いつも確認しています」と回答。さらに、「ときどき確認している」(28.1%)人を含めると、なんと全体の


95%


が、流す前に確認していることが分かった。


その昔…「黒」や「赤」や「紺色」の濃色派手便器


*時代に取り残された濃色便器達


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東京郊外、某鶏肉ファストフード店

便器・エクセルブラック

ウォシュレット・ディープブルー

色が違うのは黒のウォシュレットが無かっためと思われる


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東京都立川市、某喫茶店

便器・便座ともにエクセルワインレッド

(現在はパステルピンクに交換されている)


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東京郊外、某ネットカフェ

便器・シルキーマットカラー(つや消し)ブラック

比較的安価な便器でも、カラーバリエーションは豊富だったらしい

ウォシュレット取り付けの関係か、ウォシュレット・隅付タンクはホワイト系に交換されていた


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港区某ビル

便器・ウォシュレットはディープレッド

エクセルワインレッドに似てるが、こちらは全体的に濃い目

本来、ウォシュレットP にディープカラーは無い。

そのため上の写真のように違う色の物が取り付けられるケースが多いが、

このビルの関係者はよほどこの色に思い入れがあるのか、わざわざ特注したと思われる。

がもてはやされていた時代があったんですが、

濃色便器が廃った主な理由として


「流す前に確認できない」


からだと言われている(実話)。


そんな習慣を持つ人でも濃色便器を選ぶことができるようにと


常滑に本社を置く住宅設備会社 で数年前に発売された「黒色便器」には


こんな細工 が施されていたりする…しかも「ライトアップ」機能付w


また、他の理由として

・内装コーディネートの難しさ

・ホワイト・淡色系より飽きやすい

・流行が終わった

・防汚加工技術の関係(特にセフィオンテクト の濃色釉薬は難しいとされている)

・「白いトイレ」回帰が起きている


というのもありますが…最近の「白化現象」はいささかひどすぎるように感じます。


長年に渡って「トイレは水色」と決めていたのに、いざトイレを自由に選べる頃になってみると、

ほんのり淡い水色までも「廃盤」になったという現実を突きつけられ、仕方なくペールホワイト

(これも今年いっぱいで廃盤になります)で我慢。


個人的にはこういうトイレ こそ


濃色便器の代表カラーである

「エクセルカラー(TOTO)」や「イナスカラー(INAX)」

が必要だと思う…もしもこのトイレのカラーバリエーションにエクセルブラック が残っていたら

ただの「ハイテクトイレ」ではなく「21世紀のエクセルシア 」になれたかもしれない。


あくまで想像だけど

エクセルブラックのネオレスト


って絶対カッコイイと思うよ。


最後に、


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何の面白みも無いペールホワイトトイレを自分好みにデコってみた。


おととしくらいに作った作品です…はじめは「色画用紙」で模様を付けていたけど、

ラインストーンにパワーアップしました。

3mmのラインストーンを1粒づつ、接着剤でくっつけました。

製作時間・約8時間


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ふたが開くと…「便器くん」がお出迎えしてくれるようにしたこともある。



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