春の花は。。何事もなかったかのように
今年も優しく咲いています。
去年の今日。。静かな漁師の町は
家族で夕食を囲んでいたかもしれません・・
お仕事から帰りの道を急いでいた方もいたでしょう・・
ごく普通の日常がありました。
それぞれの家庭ではそれぞれの団欒を過ごしていたのでしょう。。
海の波の音はきっと静かでその音に耳を澄ませて
いた方もいらしたのだと思います。。
笑い声も聞こえていたのだと思いますし、
何もかもがなくなることや悲しい別れが
あることや誰も・・誰も・・そんなことは知らない・・・
海の音は静かで波は穏やかでいつものように
夜が過ぎていき。。明日も日常が始まり終わる。
特別なことはなくても毎日があたりまえのように
過ぎていく・・幸せがあるはずだった・・
何もかもが変わり悲しみと絶望と苦悩と
恐怖が町を村を襲うことなんて誰も予想なんてできない。。
私たちの日常はあたりまえではないのかもしれません。。
普通なんてないのかもしれません。。それでも
私も毎日の日常を過ごしています。
あれから時が過ぎ・・いいぇ・・被災地の方の時は止まっています・
この日に戻れたら・・戻れたら・・・愛するもの全てを亡くし
心は凍りついたままで時間だけが過ぎた・・
津波が原発がもたらした苦悩や深い深い心の傷。。
どれだけ時が過ぎたとしても・・・心の時間は凍りつき
刻むことができない・・それはこの苦悩と絶望を知った方にしか
わからない・・だけど・・それでも毎年花が咲いてくれるように
渡り鳥が決まってくるように時計をいつか進めて欲しいと心から祈ります。
漁師の町は海は奇麗で本当に穏やかな
優しい町だったのでしょう。。
一日前に戻れるなら・・

