ども。
相変わらず暑いですね。
夏休みに突入して、オリンピック見つつ夏をエンジョイしておりますが
シリアの情勢からやはり目が離せません。
この間シリア人の友人とご飯に行ってまた色々話しました。
石鹸で有名な第2の都市アレッポは、先日来の戦闘によって町が壊されてしまったとのこと。
アレッポ城だけでなく、昔ながらのスークや
ダマスカスとはまた違ったきれいな街並みが並ぶアレッポ。。。

アレッポ城
中心部
街が壊されていくのは悲しい。でも、人が亡くなったり怪我したり怖い思いしてる方がもっと悲しい。
アレッポ以外の街でも、攻撃拠点にするために様々な歴史的遺産が壊されているようです。
ホムスの近くにある有名な観光地、Qal'at el-Hosnも破壊されてしまった。

ラピュタのモデルになったといわれているQal'at el-Hosn
ダマスカスでは相変わらず。状況は悪くなったり小康状態になったりの繰り返し。
私がシリアで最初のころ住んでいた、カシオン山の中腹に位置するRokn al-Deen(ルクナッディーン)では
先週、銃撃がひどくて家を出られない状態だったとのこと。
先日からブログにちょくちょく書いているQaboon(アーブーン)は
もうすべて壊されてがれきの山らしい。
今は、少しずつ人が戻り始めているらしいけど、通信はカットされていて友達の安否確認ができない。
もし、アサド政権が倒れて闘いが徐々に収まったとしても
農業以外の産業が育っておらず、資源が少ないシリアが復興するのは難しいと思う。
一大商業拠点のアレッポがあんな状態になってしまってはなおさら。。。
それでも、とりあえず戦闘が終結して
命の危険にさらされることなく、安心して夜眠れて、子供が学校に行けて、自由に出歩けて、
食べるものに困らない、そんな生活が早く戻ってきてほしい。
8月11日に放送された「内戦のシリア潜入ルポ-報道特集-」では
日本人ジャーナリストの安田さんが、レバノンから密入国し
ホムス周辺の村(ラスタンなど)で自由シリア軍の兵士たちと生活をともにしながら
5週間にわたり取材をして撮ってきた現地の様子が映されていた。
シリアを南北に走る高速道路のほとんどは政府軍が掌握していて
村では政府軍の戦車と対峙しながら攻防をつづけている。
毎日なりやまない銃弾、停電、市民の生活を支えていた食糧配給所(無料)への攻撃、民家への攻撃、地下病院、空爆を恐れて夜中に稼働するパン工場・・・
そんな中でも冗談をとばして笑いながらの彼らの姿にひきつけられた。
「シリアは変わってしまった。もう春香が知ってるシリアじゃないよ」
と、誰もが口をそろえていう言葉は事実でとても悲しいけれど
家族と身を寄せ合って、冗談飛ばしながら笑ってる姿は私の知ってるシリアの人たちの姿。
見ず知らずの外国人に笑顔でお茶すすめてくれる彼らの姿。
シリアにまた帰った時、街や遺跡は変わってしまっていても
シリアの人たちが変わっていなければいいなと強く思う。
きっとくるその日に、シリアの人に恩返しする力をみにつけなければ。