皆様、こんばんは。
本当は、もっと短い間隔で更新する予定でしたが、ヘルニアの悪化で足腰が痛く、ブログの更新をする気力さえ奪われていました。
しかし、毎週、毎週の通院による腰のブロック注射により、多少は痛みが引いてきましたので久しぶりの更新を致します。
【第1標本】
ダリナ科
和名:グウルドチョウチンガイ
学名:Terebratalia gouldi(Dall,1891)
殻長:35.71mm
殻高:38.44mm
殻幅:14.54mm
産地:関東地方某所
産出頻度:少
特徴:ほぼ円形で背殻は腹殻より浅い。背殻・腹殻の両殻に細い多数の放射肋がある。腹殻よりも背殻の膨らみがかなり強い。接合面の周縁部は直線的で、凹みは見られない。
※ やや地圧による変形がありますが、まずまずの標本です。
【腹殻殻頂部の拡大画像】
※ 『クロスチョウチンガイ』と違って肉眼でもハッキリ分かるほどの強く細い放射肋が多数あります。しかし、この放射肋の強弱については、個体差及び地域差が著しいようです。
放射肋の弱い個体は、同じダリナ科の『カメホオズキチョウチン』と見間違えることがあるかも知れません。
【背殻殻頂部の拡大画像】
※ 画像がぼやけてイマイチですが、腹殻と同じように多数の細かい放射肋があります。
【第2標本】
殻長:34.44mm
殻高:36.93mm
殻幅:19.67mm
産地・産出頻度は同上
※ 第1標本よりも地圧による変形が少なく、保存状態が良好です。
【腹殻殻頂部の拡大画像】
【背殻殻頂部の拡大画像】
この産地の『グウルドチョウチンガイ』は、殻がやや厚いようで他の腕足類に比べて変形が少ない個体が多いと思います。
【おまけの話】
ヘルニアで足腰が痛いため、8月はほとんど畑仕事ができませんでした。
1カ月間も放置された我が家の畑は…
キュウリは暑さで枯れて、地面は雑草だらけです…
秋野菜を作付けするまえに雑草と格闘しなくてはいけないとは…
(ToT)