BTS(防弾少年団)Mステ出演中止 原爆Tシャツ巡って“出演見送る”



11月9日(金)20時から放送のテレビ朝日「MUSIC STATION」(Mステ)に出演予定だった世界的ヒップホップグループ・BTS(防弾少年団)の出演中止が明らかになった。

BTSについては、メンバーが過去に日本の原爆被害を揶揄するかのTシャツを着ていたことが問題視され、物議を醸していた。

世界的グループ、異例の出演中止 その理由は?

Mステでは、番組公式ページにて「11月2日に予告しましたBTSの11月9日放送回でのご出演を今回は見送らせて頂くことになりました」と説明。



物議を醸した「原爆Tシャツ」(OURHISTORYのECサイトより)

理由として「以前にメンバーが着用されていたTシャツのデザインが波紋を呼んでいると一部で報道されており、番組としてその着用の意図をお尋ねするなど、所属レコード会社と協議を進めてまいりましたが、当社として総合的に判断した結果、残念ながら今回はご出演を見送ることとなりました」としている。

翌日の放送を控えて出演見送り。しかも、過去にもあった出演者側のキャンセルではなく、番組側からの直前での出演見送りは異例と言わざるを得ない。

原爆Tシャツを巡っては、日本のBTSファンも少なからずショックを受けており、BTS側からの声明が待たれる。





BTS(防弾少年団)、公式サイトで「Mステ」出演見送り発表 「残念な結果となり、お詫び申し上げます」


韓国の7人組ヒップホップグループ「BTS」(防弾少年団)が、9日放送のテレビ朝日系の音楽番組「ミュージックステーション」(金曜・後8時)の出演を見送ったことが8日、分かった。グループの公式サイトで発表された。

同サイトでは「11月9日放送のテレビ朝日『ミュージックステーション』に出演予定でしたが、出演を見送ることとなりました」と説明。「楽しみにしていただいたファンの皆様には、残念な結果となり、お詫(わ)び申し上げます。BTSは今後も、よりいい音楽とステージでファンの皆様とお会いできるよう努めて参ります」とつづった。

当日は、日本9作目となる最新シングル「FAKE LOVE ―Japanese ver.―」と韓国語曲「IDOL」を歌唱する予定だった。

日本では現在、同グループのメンバーが原爆投下を肯定するかのようなTシャツを着た写真が問題となっており、様々な方面で波紋を呼んでいた。


BTSは13年にデビューした。世界基準の音楽とパフォーマンスを徹底し、5月発売の韓国アルバム「Love Yourself 轉 ’Tear’」、8月発売の「LOVE YOURSELF 結 ’Answer’」が、米国のアルバムチャート「ビルボード200」で連続1位の快挙を達成した。

現在ワールドツアーを開催中。日本では、13日の東京ドーム公演から全国4大ドームツアー(4都市9公演)を行い、約38万人を動員する予定だ。