付き合い方を決める。ほつれたセーターから考えること ー「365日のシンプルライフ」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

前回記事のニットは

フェアトレードNGO「SANA HASTAKALA」が作っているものです。

↑名前に親近感ありあり^_^




SANA HASTAKALA

http://www.sisam.jp/fairp/sisam421.html

SISAM HPより)




今回、買ったニットが

本格的に着る前からほつれたことで

思った以上に 色んなことを考えさせてもらいました。




お買い物が投票なら

買ったものをどう扱うかも 投票のうちなのかなーとか




要は 買った後の扱い方も含めて

買う側にスタイルがないと

消費するだけになるよね。とか^_^

(いくらフェアトレードでも、買った人間が使い捨てるなら意味はないでしょ?)




私たちは 消費することに慣れきっていて、こと買い物に関しては

購入がゴール、もしくは買ってしばらくの間だけが旬、なんてことになりがちだなー。とか




こんな時はこの映画の出番です

「365日のシンプルライフ」

(以下、2011年11月投稿のリライト記事です)

https://ameblo.jp/parallel13/entry-11948362992.html


☆☆☆☆★




彼女にフラれて 我が家を空っぽにした男


すべてを預けた倉庫から

1日に1つずつ モノを取り出すたびに それは

仕舞い込んだ“荷物”から

彼の生活を彩る“大切なモノ”に 変わってく。




モノに溢れた“むなしい毎日”から

“本当に欲しいもの”と共に暮らす毎日へ。

「365日のシンプルライフ」






・・・彼女と別れて

むなしさを感じるのは 誰でも一緒だと思うんだけど、彼がスゴくて面白いのは

自分の身につけているものも すべて取っ払って(予告編見れば判りますw)

倉庫に仕舞い込むところ。




何が楽しくて

雪のヘルシンキの街を 真夜中に

(そりゃ、その格好じゃ昼間は無理よねw)

自分のアパートから貸し倉庫まで ダッシュせないかんのじゃ!


何もさー、下着と寝具くらい 初めから装備して始めても

誰も何も言わないと思うけど~w


そこは 経験したかったのでしょうね。

何にもないところから。

日本的に言うと裸一貫てヤツ?




日本では断捨離なんて言葉もすっかり定着した感がありますが

捨てるのではなく 物との距離を見ている彼


ただ捨てる、片付ける、とも違う。

モノと付き合い

決めたモノと親密になっていく映画、といえばいいかな。




とにかく面白い作品

公式サイトを見るだけでも面白い。

映画公開後、同じような実験をした方は多く、WEB上にはレポも沢山転がってます。


どれを拾うかはあなた次第。

だけど経験しないと分からないね。

それを身をもって体現した映画です。



「365日のシンプルライフ」公式サイト




★★★★☆




私自身は、全財産倉庫にしまうなんてことはしなかったものの

引越しするたびに荷物が減っていった。

一度、家財付きの部屋を借りた時期があって、さらに私物は減って。


それでも、増える時は増える。

増えるのがいけない訳でもなく




そう、付き合い方を決めるだけ。




↑ニットについてた

SANA  HASTAKALAのタグ。




購入サイト

A  Scenery Beyond..


丁寧にお直し方法を教えて頂きました。

ありがとうこざいますm(_ _)m




それも、数の仕合わせ。


★★★☆☆



《かずの葉の庭》主宰

|★|高橋 早苗Facebook




高橋 早苗プロフィール

https://profile.ameba.jp/ameba/parallel13