終戦の日は 世界に
いくつあるのだろう?
ランドセルの頃
教科書で知った「終戦の日」は
子ども心に 人の死と向き合った最初のきっかけ
成人の頃
その時の同級生が 亡くなっていたと知り 驚き
それからも 身近な人の死を
聞き、知り、送り
祖母と別れ
親を看取り
叔父を送り
震災では 知る人知らぬ人たくさんの人と
生死を分けた
その度に
後に遺る者の罪悪感も 感じたし
それでも 生かされていることの歓びも
感じてきた
私たちは
平和を良しとし
戦争を悪として
教わって 大きくなったけど
もう、戦争の反対が平和じゃないことは
みんな気づいてる
核廃絶=平和でもないことも
みんな気づいてる
ヒトは太古から 戦いが好きなのだ
心の中から 外の世界まで
戦わずには 居れない生きものなのだと
そう感じる
だから 映画のスクリーンは
良い悪いに関わらず 戦いのシーンだらけである
戦争映画のみならず 恋愛映画も コメディも SFも アニメも実写も変わらない
自身の心の中での戦いなら 好きなだけやればいいけれど
目の前の誰かを
殺めても 訪れない平和のために
戦うのは馬鹿馬鹿しい
本当に、馬鹿馬鹿しい。
★★★☆☆
《かずの葉の庭》主宰
|★|高橋 早苗Facebook
