観察する男、行動する女 ー 「裏窓」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。





こんばんは
高橋 早苗です




私の大好きな映画
ヒッチコックの代表作「裏窓」
彼お得意のユーモア溢れるサスペンス
NY、グリニッジヴィレッジのとあるアパートが舞台です





カーレースの取材で片足を骨折した男
真夏の暑い中 車椅子とギプス生活を余儀なくされている
身動きの取れない男の唯一の楽しみは
窓から 中庭を挟んだ隣人たちの生活を眺めること




ある日、向かいに住むセールスマンの妻が姿を消した
数々の状況証拠から 男は夫が妻を殺害したのではと疑う
友人の刑事は取り合わない
疑いを拭いきれない男は 恋人と看護婦の手助けを得て
確たる証拠を掴むが 当の夫に見つかってしまう・・・






裏窓 [DVD]
B008MITZA8
(これ、あまりに観過ぎたので
 いいかげん英語のセリフ覚えちゃうんじゃないかという^^)




この映画を観ると
二通りの人間がいることが分かります


 他人の生活を観察する男


 自ら行動し謎を解こうとする女


…男は身体の自由が利かないという条件付きではありますが
とてもわかりやすい




これ、人生においても言えます




観察するのが主で 動こうとしない(動けない)者には
永久に 次の展開はやってこないのです


映画も、車椅子の彼ひとりだったなら
「事件の証拠を手に入れる」という展開はなかったわけで


恋人と看護婦が危険を冒して初めて 事件の証拠を手に入れる
ま、それで無事に(?)彼の“のぞき”がバレて
主人公の部屋に犯人が訪れるという展開になるわけですが



(話の結末は映画に譲りますので
 興味ある方は一度観てくださいね)



どうせなら
人を眺めて 自分の行動に活かせる観察だといいですよね
真似したい位の方と一緒に過ごして その方と自分自身を観察できるような。




さて
車椅子もギプスもないあなたが動けないのは あなたの中の感情が放ったらかしだから。
そんな話をセミナーでお話します^^





あなたの人生の眺めも 観察ひとつで変えられますよ♪