Yesは、Noを選ぶこと ー「イエスマン “イエス”は人生のパスワード」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。







2008年のアメリカ映画
「イエスマン “イエス”は人生のパスワード」Yes Man







周りのすべてに 返事は常にひとつ
「ノー」と言う男




妻とは離婚
友達の誘いにものらない



カール・アレンの毎日は 職場と自宅の往復だけ
楽しみといったら 自宅で観るレンタルDVDだけ
それも 退屈しのぎに選んだものばかり






彼はある日 久し振りに会った友人から
とあるセミナーに誘われます



「いつまでも銀行員のままでいいのか?
 人生楽しくなるぞ 保証する」




…親友から 付き合いの悪さを咎められていたカールは
しぶしぶ参加する




怪しげな男から
「今後、すべてにイエスと答える」誓約を迫られ
「イエス」と答えた瞬間から 彼の人生は転がり始めます





その転がりっぷりと、彼の目の前に現れる人や物事が
どれもこれも笑えるのですが^^
彼の変貌ぶりと状況の変化を見ていると




人と交わることでしか 人生は動き出さない


ということが、よくわかります





そしてもうひとつ感じることは
彼は 最初のうちこそ無理矢理「イエス」と答えていたけど
次第に、本音で「イエス」と言えるようになっていく
それは、「ノー」も選択できるようになるということ





それまでの自分にはない選択肢を選び「イエス」と言い続けたからこそ
それは無理(ノー)!も感じられるようになったのですね。


「ノー」ばかり言っていた時には わからなかったこと




いつでも
停滞している 何かを 動かしていくのは
本人なら「ありえない」と感じる選択肢ということ
枠外、ともいいますね。




人と交わることでしか 人生は動き出さない
「ありえない」選択が 道を開く

そこには 本音という名の
本物の 「イエス」と「ノー」がある。




↑ 劇中に何度も登場したグリフィス天文台。






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