すべてを受け入れていた人 ー 父がくれたもの | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。




今日は父の日なのですね。


…なのですね。という私にはいま、「いつもありがとう」と声をかけたり
プレゼントしたり、一緒に食事に行ったりできる父はいません。




ずーっと、憎しむ気持ちを持っていたから
それを彼にぶつけることもなく生きていたから
父の日を楽しむこともなく、父とは別れてしまいました。




他界、というけど、ホント
他の世界に行ってしまったんだなぁ。と
今は感じます





父と一番近い距離で過ごしていた頃は
私は、父を「自分勝手で、私と母を痛めつける嫌なヤツ」と見ていました
その時の私の目には、そんな風にしか映らなかった。
その頃の私には、それが真実でした。





そんな父から、私は少しずつ離れて
自分自身で生きていけるようにならなければと
そう思っていました。



だけど、何処へ行っても父の影がチラつく。




父との関係で
自ら下げてしまっていた「自己重要感」


父を否定しながら
自分で身につけてしまった自己否定の癖は
いつもいつも、自由に生きたい私を邪魔しました。






これを何とかしなければ、先へ進めない!と感じた私は
親子関係を見つめるワークショップを受けたり
セミナーに参加したりするようになりました。


そうして、老いていく父を横目に見ながら
父への見方を少しずつ変えていきました。




そうして気づいたことは

彼は、彼で、精一杯だったんだと。
ただ、私が望むようには愛してくれなかっただけだった。




私が、父への憎しみを手放した瞬間でした。





父が亡くなった後に聞こえてきた
「あなたのお父さんは、実はこんな人」話

…父自身も、両親と早くに別れ、兄妹たちを支えるために
仕事を選ばずいつも働いていた
そんな「いい人」キャラ。




絶対あんな親になんかなるもんか!
と思っていた子どもの私にすれば
マジで?
と固まるほど「いい人」キャラですよw
 



その頃に、もう、今となっては
私の記憶なのか、ただの思い込みかすらわからないのだけど
まだ私がよちよち歩きの頃、父が一度、私を連れて父方の親戚に会いにいったこと


親戚の家で、あぐらをかいて
私を抱っこしている父の姿を
なんとなく思い出したのです。



…父を憎んでばかりいた時には、思い出せなかったものなのかも、しれません。
心の、深いトコロで、「父を(私を)愛する」と決めた私が
うつし出したヴィジョンなのかもしれません。





世界には 男性と女性が半分ずつ
…男性たちは、自分のちっぽけな存在を
自分自身の小ささ加減を、何度も何度も見つめながら
何者かになっていくのだなぁ。と
世の男性たちと、女性たちの中の(男性性)を見ていて、感じます。
(だからヒーロー物好きよね~^^)





ヒーローへの憧れから、自身がヒーローになっていくのよね。
だけどもれなく小心だからさw、何度も何度も折れたりするのよね。
映画「バードマン」の、パンツ一丁で通りを歩く羽目になるオヤジみたいにね





折れても、折れても、また飛ぼうとする
そして、飛ぶ。たとえ落ちたってまた、飛ぶ。
そうして、本当に飛んでいけるヒーローになる。





…今の活動をしようと考えた時、
私は、父の旧姓「高橋」を名乗ることを決めました。
私なりの、父への愛情表現です^^




兄妹たちを支え続けて、時に葛藤も抱えながらも
それすら楽しんでいたのだろう父の数字は
9-3-9-3-3


3は、ちゃんと私に受け継がれているのね^^





今なら言えます。
ありがとう。お父さん。
愛してるよ!^^v



これからもずっと
「高橋」を名乗るたびに、
「ありがとう」と、「愛してます」と
刻み続けていこうと思います。






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