本当の人生は、リストの先にある ー「最高の人生の見つけかた」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。






こんばんは。
高橋 早苗です




2007年のアメリカ映画
「最高の人生の見つけかた」The Bucket List






「棺桶リスト(The Bucket List)」は有名ですね。
書いたことある人も、いるかな?









||| 残り時間を知る |||




病院で同室になった二人の男。
カーターとエドワードは、それぞれ余命宣告を受ける




半年。





…あるアンケートで1000人に聞いた
自分が死ぬ日を知りたいか?という質問
YESは4%、NOは96%



余命を知りたいか?
カーターは「知りたい」と思っていた

「残された日を知れば
 解放された気になると思っていた」



・・・大学で学び、教職を目指していたカーター
恋に落ち、新しい命を授かり、生きるために自動車修理工になった
愛する家族を得て、ただがむしゃらに働いてきた


子どもたちが独立し、再び妻と向かい合った時
生きることに追われ、45年もの時間を「通り過ぎてきてしまった」と感じる



かつて学んだ、人生でやりたいことを書き出す「棺桶リスト」
知りたかった余命を知った時、そんなメモすらもうムダだと
丸めて捨てる





一方、病院の持ち主でもあるエドワードは
才能を活かし 一代で富を築いた男

書きかけのリストを見た彼は カーターにこう言います
「口より体を動かせよ」
「家に帰って、同情や哀れみで窒息しながら死にたいか?」



棺桶リストは単なる例えだと言うカーター
リストを「二人で楽しもう」と言うエドワード




二人の男は 病院を飛び出した。





||| まだ見ぬ世界へ |||




いくつになっても 知らない世界がある
リストに従い 二人は世界を旅します



スカイダイビング、入れ墨、憧れのマスタング
素晴らしい景色とキャビア
サバンナの動物たち、プラミッド
タージ・マハール、中国、ヒマラヤ、香港・・・



旅の中で、エドワードには生き別れた娘がいることを知る
カーターは潮時だと、エドワードが娘に会う機会をつくる
それが、二人を仲違いさせた。


喧嘩別れの 旅の終わり。





||| リストの続き |||




カーターが
油にまみれ、人生にくたびれきった修理工の男ではなく
愛する人の夫に戻って、家族の元に戻った時



けんか別れを後悔し エドワードに手紙を書きます
そして、抜け出した病院へ戻り
二人で涙が出るほど大笑いして ボロボロのリストを彼に託す
「あとは頼むよ」と。




リストは、後に遺る者に託されていく
映画をラストまで見ると、それが分かりますね。



やり残したことをする
それは あなたの人生そのものじゃない
やってみたかったことをする、それは
あなたの人生を始めるスタートダッシュみたいなもの


やりたいこと、喜びで自分自身を満たした後に
あなたの本当の人生が あるの。





「残された日を知れば 解放された気になる」と思っていた
彼だからこそ、この“棺桶リスト”は活きた。のかもしれませんね。






あなたの「棺桶リスト」、書いてみる?





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