いっぱい観たんだけど、やっぱりコレ。
「人体測定(ANT170)」が飾られた一角には
真ん中にソファが置かれていた。
青のすぐ傍まで近づいて
スプレー痕まで眺めてから、
ソファに座り
青とこの身の間を
誰が通るのもかまわず眺めてた。
隣の小部屋から
写真を壁に映し出す音が規則正しく響き、
そのリズムで
青がココまで染み込んでくるような気がしてくる。
IKBを“痛い”と言ったのは誰だっけ・・・
そう、-bさんだ。
その痛さというのが解らずにいたんだけど、やっぱり解らなかった(笑)。
熱、みたいなものは感じるんだけど。
彼の熱
彼女の熱
青が一瞬だけ持ってそして刻印された熱
その場所に流れてた熱
その場所に居合わせた人達の熱
それから
私も含めこうして刻印された青を眺める人達の熱。
人によっては「狂気」と言い換えるかもしれない
その熱は
この青さが
そう感じさせるのだろうか。