wanderland/miki yui ー ICC | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。



友人とICCへ行く。


dali-aさんから教えていただいた
『自分の体内の音が聴けるシステム』
目当てだったが、それは現在展示されておらず(号泣)

その作品に不可欠な
「無響室」を使った別の作品

「wanderland/miki yui」
を鑑賞(体感?)。



何も響かない部屋って…???



約6畳余りの部屋に
5分ほど閉じこめられた。

・・・『心臓の悪い人、狭いトコだめな人』お断りな理由が判明。

ドアが閉められ、照明が落とされると
何も「なくなる」。



「目が慣れたら見える」程度の闇ではない。

いくら耳をそばだてても
自分の足音も「無い」。

足元に、豆電球(?)くらいの小さな、無数の明滅。

かすかに、音が
身体にまとわりつくように、ある。



本当に「響かない」部屋。



身体の所在がないみたいだ。

意識だけが
(自分の感じる)部屋の大きさいっぱいに
拡張されていくよう。



頼りない身体で、歩き廻った。
座り込んだ。
見上げた。

闇は、広く感じた。



不思議な居心地の良さを感じ始めたところで終了。

事務的な声に、連れ戻された。



・・・やっぱり目当ての作品も体感したいなぁ。
リベンジかな。