思い残した世界ー「この胸いっぱいの愛を」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。





2006年。
飛行機で降り立った場所は
間違いなく目的地だった。

なのに、時間だけが1986年・・・



20年前の“自分”に出会って
タイムスリップに気づく男。

そして同じ飛行機に乗り合わせていたらしい
二人の男と盲目の老女。

盲導犬に会えた彼女が姿を消したことで
「思い残したことを遂げたら、元の時代へ戻れる」
と考えた三人はそれぞれ…





「・・・どうなってるんだ」
と顔つき合わせるのが男三人で、

「20年前なら、あの時看取れなかった盲導犬に会える!」
と大喜びするのが女

ってのがわかりやすくて思わず笑った。


進めば進むほど「なんでそうなるんだよー」って
ツッコミどころが目について…目に“つかせない”パワーはないみたい。
ただ、



誰かが死ぬ、死ぬかもしれない。



ってお話は
パワー不足でも最後まで引っ張られちゃうんだな~これが。





劇中、唯一ドキッとした台詞
「そんなことあんたに関係ねぇだろ!」
・・・ドコで?かは観てのお楽しみで。





この胸いっぱいの愛をこの胸いっぱいの愛を
梶尾真治 塩田明彦 伊藤英明

ジェネオン エンタテインメント 2006-04-21
売り上げランキング : 20440

Amazonで詳しく見る by G-Tools