ほめるところがない!
って悩むお母さん。
子どもの年齢に関わらず、
かなりいらっしゃいます。
なるほど…
身近な存在って
なかなか 良いところが見えなくなったりするよね。
「◯◯くんは 成績が良くって」
「△△くんは 自分の身の回りのことちゃんと 几帳面にできて」
「××くんは お勉強できないけど、友だちがたくさんいて 自分の好きなこと しっかり持ってて」
そうだそうだ。
それぞれに良いところがあるよね!
「でも、うちの子には
そういうところが1個もないの」
「だってね、全然 努力しないんだもん。」
「がんばってる様子だけでも見えれば 認めてあげたいと思うんだけどね。
全然よー。
全然がんばってない。」
そ…そうですか

まぁ、そういうふうにしか見えないっていうのも わからなくもない。
親子って 似てるしね。
自分のイヤなところ 子どもがコピーしてるように見えたりするしね。
もっと こうして欲しい、という思い入れや期待があればあるほど
評価がきびしくなってしまうのかもしれないよね。
でも …
ちょっと想像してみよう。
自分が そういうふうに言われたらどうだろう?
誰かから そういう目で見られたらどうだろう?
例えば 自分のダンナさんから
「◯◯さんとこの奥さんって 本当によくできた人で 料理も上手で家事も完璧なんだって。」
「△△さんとこの奥さんって 仕事が良くできる人で ものすごく稼いでくるんだって。
だから△△さんは 小遣いめっちゃ多いらしい。」
「××さんところの奥さん、家事はそんなに得意じゃないらしいんだけど、家でいつもニコニコして明るくて 家に帰ると癒されるんだって」
「それに比べて キミは…………
なんか1個くらい
ほめるところがあったらいいのにね。
家事は苦手だし、そんなに稼いでくるわけじゃないし。
せめてニコニコしてくれてたらまだしもだけど…
イライラしてかわいげもないし。
がんばってる様子もみえないし……」
こんなこと ダンナさんから言われたらどうする?



留守中に家のカギを交換して
閉め出してしまおうかと思うよね
ʅ(´◔౪◔)ʃ
ʅ(´◔౪◔)ʃほめるとこないって、
そりゃないやろ

人と比べたら そりゃ
至らんところいっぱいあるかもしれんけども、
私は私なりに 毎日 一生懸命 生きとるわい!!





って、
言いたくなるよね。
家族だからこそ
いいとこ見つけてよー。
って
思うよね。
だいたい…
がんばれない自分に一番イヤ気がさしてるのは 自分自身だったりするもので。
そこを 「がんばってない」って 家族から決めつけられるほどつらい事はない。
自分から見た世界を
あんまり絶対的なものだと思わずに
ときには
視点を変えてみよう。
「自分がされてイヤなことは
人にしてはいけません。」
あたりまえのことだけど
想像力がないと
ついつい
自分が言われたらめっちゃイヤなことを 家族に言ってしまったり…
しちゃうもんだ。