母との別れ
幼い私と弟を女手一つで育ててくれたお母さん。昼も夜も仕事をし、人の面倒見も良くて、いつも家にはいなくて淋しい思いもしました。
私が結婚し若くして母になる時、不安で仕方なかったけど、「協力するから心配しないで産みなさい。」と心強い言葉でしっかり支えてくれ、勇気をくれました。
長い間独身だったけど、知り合いの紹介で誠実な義父に出会い再婚を決めた母。ずっと突っ張って生きてきたのに、生まれて初めて甘えられる人が出来ました。
でも幸せな時間は短くて病に倒れ十数年、少しづつ壊れていった母。歩けなくなって、自分自身をなくしていく母を見ているのは本当に辛かった。突然の別れがやってきて今も実感がわきません。芯が強く美しい母は私の自慢でした。淋しくて辛くて、でも動けない体から解放された事にホッとしているのです。
幼い私と弟を女手一つで育ててくれたお母さん。昼も夜も仕事をし、人の面倒見も良くて、いつも家にはいなくて淋しい思いもしました。
私が結婚し若くして母になる時、不安で仕方なかったけど、「協力するから心配しないで産みなさい。」と心強い言葉でしっかり支えてくれ、勇気をくれました。
長い間独身だったけど、知り合いの紹介で誠実な義父に出会い再婚を決めた母。ずっと突っ張って生きてきたのに、生まれて初めて甘えられる人が出来ました。
でも幸せな時間は短くて病に倒れ十数年、少しづつ壊れていった母。歩けなくなって、自分自身をなくしていく母を見ているのは本当に辛かった。突然の別れがやってきて今も実感がわきません。芯が強く美しい母は私の自慢でした。淋しくて辛くて、でも動けない体から解放された事にホッとしているのです。