TOHOシネマズの試写会に行ってきました。

さだまさしさんのオリジナル楽曲に感銘を受けた俳優の大沢たかおさんが、小説と映画化を望み、それに答えた形でこの作品が出来ました。

舞台はアフリカケニアで、内紛戦争状況の中で懸命に治療に努める医師のお話です。

世界では、絶えず戦争が起こっていて人が人を傷つけている現実があります。

戦争で心も体も傷ついた人を、特に子供を直してあげたいと、人生をかけて取り組む大沢さんが演じる医師、そして石原さとみさんが演じる看護師。

現実にそういう人たちがいて、日本に大切な人を残しても、人を助けたいと努力されているのです。

つい先だっても、中東での悲しい出来事も記憶に新しく、必ずしも私たち日本人も関係ないとは言えなくなってきました。

国会でも集団的自衛権に関しての議論が繰り広げられています。

私個人の意見としては、日本は戦闘には絶対に参加すべきではないと思っています。

日本として出来ること、まずはみんなが関心を持つことが大事だと思うのです。

世界の中で、苦しんでいるひとがいること。当たり前にように暮らしていることがどれだけ幸せなことか、

人と人のつながりや助け合いで、世の中が回っているということをよく家族で話をします。

この映画を観て、そんな機会をまた持つことが出来ました。

人の命を救う、という尊い使命を持った医療者の方々に感謝したいと思います。

風に立つライオンの一般公開は、3/14(土)です。